デジタルマーケターがグローバルに成功するための11のポイント
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デジタルマーケターがグローバルに成功するための11のポイント

デジタルマーケターがグローバルに成功するための11のポイント

デジタルマーケターがグローバルに成功するための11のポイント

グローバルにマーケティングを展開するなら、キャンペーンコンテンツを翻訳するのは当たり前のこと。そう考えないマーケターはいないでしょう。ところが多くのブランドで、それ以外の「当たり前」ができていないことがあります。

世界中にいる顧客の心をつかみ続けるには、どうすればいいでしょうか?Moraviaのこれまでの経験から、11のヒントにまとめてみました。

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1. コンテンツの配信量を抑える

重要なのは「量」より「質」です。読者は、どうでもいいコンテンツにはそっぽを向きます。メール配信を解除し、共有もしてくれなくなるでしょう。単純に配信量が多すぎても、同じ結果を招きます。バイヤーペルソナにアピールする、良質なコンテンツを作ることに時間をかけましょう。そうすればSNSで共有され、「いいね!」で広がり、消費者がブランドとつながることで、はかり知れない効果が生まれます。

2. バラエティに富んだコンテンツを用意する

ブログ記事や動画、eBookなど、多様なコンテンツを提供しましょう。コンテンツに飽きさせてはいけません。カスタマーエンゲージメントをより効果的に高められるコンテンツ(次項を参照)を活用することもお忘れなく。

3. ビジュアルコンテンツを積極的に使用する

効果的なデジタルマーケティングキャンペーンには、写真や動画、インフォグラフィック、アニメーション、ミームや絵文字といったビジュアルコンテンツが欠かせません

ビジュアルコンテンツには、きわめて強力なインパクトがあります。画像や映像は文字情報と比べて理解しやすく、記憶にも残りやすいことが研究で証明されています。マルチメディアのインパクトを活用しない手はありません。デザイナーや動画のエキスパートを雇い、最高のアイデアを形にして配信しましょう。

4. プロモーションに力を入れる

膨大な時間をかけ、ターゲット市場のデモグラフィックやチャネルを意識したすばらしいコンテンツが完成しても、やるべき事はまだ終わっていません。投資を回収するには、積極的なプロモーションが必要です。一般的に、マーケティングではコンテンツの作成に40%、作成したコンテンツのプロモーションに60%の時間を割り当てるのが適切とされています。

せっかく作ったコンテンツを、できるだけたくさんの人の目に触れるようにしましょう。たとえば、米国向けに動画をプロモーションするのであれば、Facebook、YouTube、Twitter、Instagramに投稿します。予算に余裕があるなら、より広範囲にコンテンツが届くよう、ペイドメディアも検討しましょう。

5. ターゲットを絞り込む

ある製品について、最も有望な購買層を設定したとします。ところが実際に製品を出してみると、関心を示しているのは予想とは異なるデモグラフィックであることがわかりました。そんなときは、データを見直して誰が購入しているのかを特定し、最も購入する見込みがあるグループに絞り込みましょう。誤ったターゲット向けのコンテンツ作成に時間を取られることなく、購入する可能性が高いオーディエンスに集中して、収益を増やすことができます。

6. モバイル対応に注力する

今や誰もが使っているモバイル端末を、無視することなどありえません。これからのマーケティングには、モバイル重視の対応が求められます。ところが、多くのブランドはWebサイトをいまだにモバイルに最適化しておらず、外出先でも使いやすいアプリを提供できていません。すべての言語で、アプリやWebサイトを完全にモバイル対応させましょう。そのためには、ベストプラクティスでデザインし、きっちりとローカライズしてテストする必要があります。

7. ソーシャル戦略を万全にする

日本でメジャーなチャネルがLINE、Facebook、Twitterだからといって、世界中のオーディエンスが同じものを使っているわけではありません。たとえば、中国で押さえておくべきSNSはWeChatとBaiduですし(中国ではLINEもFacebookも、Twitterも禁止されています)、ロシアならVKontakte、ドイツならXINGに対応しておく必要があります。ターゲットとするオーディエンスがどのソーシャルメディアを使っているか調査し、どうすればそこで関心を集められるかを考えましょう(ちなみに、Statista社が行った世界で最も人気のあるソーシャルネットワークに関する調査によると、Facebookが断トツでトップです)。

8. SEO対策は個別に行う

オーディエンスの目にとまるようにするという点においては、SEOはいまなお強力な手段です。とはいえ、国内市場向けのSEO対策が、ターゲットとする国外の市場でもそのまま有効なわけではありません。キーワードをただ翻訳しただけでは、対策したとはいえないのです。市場ごとに検索行動や検索語のパターンを調査し、ロケールごとにキーワードを工夫してテストしましょう。

9. 機械翻訳を検討する

コンテンツの量は爆発的に増えていますが、すべてを翻訳するには翻訳者の数が足りません。コンテンツのグローバル化によって翻訳用の予算が足りない場合や、コンテンツのローカライズに時間がかかりすぎてしまう場合には、機械翻訳の活用を検討しましょう。たとえば、製品レビューのようなユーザー生成コンテンツ(UGC)は購買行動に大きな影響を与えます。ターゲットオーディエンスのすべてにリーチするには、UGCを翻訳する必要がありますが、その量は膨大です。機械翻訳なら大量の翻訳をこなせるだけでなく、時間とコストも抑えられます。

10. 指標を意識する

収益に対する責任を担うマーケターには、マーケティングがもたらすインパクトを具体的に示すことが求められます。つまり、数値化です。

ところが、マーケターはクリエイティブな仕事で、必ずしも技術に明るいわけではないため、成果を数値化して示すというのが苦手なところがあります。そこで、データアナリストの出番です。データアナリストはあらゆるデータを集め、成果をわかりやすく示す指標を特定し、どう対処していくべきかアドバイスを与えてくれます。

11. 変化を受け入れる

世界をターゲットにしたマーケティングでの成功の秘訣を解き明かすには、試行錯誤する必要があるでしょう。臨機応変に対応し、思い付いたアイデアに入れ込みすぎないようにします。スタートアップであれば、企業文化としてこうした姿勢が身に着いているはずです。一方、すでに成功を収めている会社の場合は、考え方を大幅に変えることが求められるかもしれません。いまいち成果の上がらないプロジェクトにとらわれるよりは、切り替えて前進する方が実りは大きいのです。

翻訳にばかり気を取られていてはいけません。すでに成功を収めているマーケターによるベストプラクティスを参考に、世界を舞台に収益を爆上げしましょう。


[編集メモ:この記事は、2017年12月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。リー・デンズマー による元の記事はこちらからご覧いただけます。]  [編集: MLS] [o/i]

 

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