グローバル向けにUXを最適化する5つのヒント
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グローバル向けにUXを最適化する5つのヒント

グローバル向けにUXを最適化する5つのヒント

グローバル向けにUXを最適化する5つのヒント

デジタル化が進むユーザーエクスペリエンス(UX)。企業がその最適化を目指すべき理由は、たくさんあります。

まずはなにより、顧客のためです。オンラインで提供されるコンテンツやサービスを楽しく利用して必要なものを手に入れられれば、ユーザーは満足感を得てまた利用したいと思うはずです。

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つまりそれは、企業のためでもあります。優れたUXは、クリック、ダウンロード、登録、購入など、ユーザーに起こしてほしいアクションを促します。

さらにUXは、ブランドのあるべき姿を体現するものでもあります。スマート、スピーディ、信頼性が高いといったブランドの強みをメッセージとして伝えるには、スマートでスピーディな、信頼性が高い顧客体験を提供すればよいのです。

こうした理由から、トップ企業はウェブサイトのUX向上に注力していますが、母国語ページにのみ気を取られてその他が疎かになっていることが、実は少なくありません。グローバルオーディエンスを「その他の地域や言語」とひとまとめにしてしまい、母国語ページと同じUXで事足りると思っているのです。

もちろん、そんなはずはありません。国も文化も異なるグローバルオーディエンスに、母国語ページでの最適化がそのまま通用すると思うのは、大きな間違いです。それぞれの市場にあわせてUXをローカライズしなければ、収益を上げられないだけでなく、「最悪な体験」を提供することにもなりかねません。

グローバルUXを最適化するための5つのヒントをご紹介します。

1. ゴールを明確にし、効果を測定する

まずは、ウェブサイトの目標と、効果測定の手法を明確にしましょう。

CTAのクリック率を上げるには、色や位置を変更する、デザインをシンプルにしてわかりやすくするなどの方法が考えられます。効果が出ないようであれば、次の手を打つ必要があります。

そこで大事なのが、効果測定です。UXテストの手法にはシンプルかつ短時間、低コストでできるものもあります。ヒートマップ、アイトラッキング、Googleアナリティクスなどを活用すれば、何千人ものサイト訪問客が何をクリックし、何を見て、どこでユーザージャーニーが途切れるのかを把握できるのです。

試したことが実際にどれだけの効果を上げているのかを確認するのが、グローバルUX最適化のカギとなります。異なる文化で求められることに対処するなかで、調整すべき点が見えてくるはずです。テストを重ねることが、ニーズを把握して適切に対処するための唯一の手段といえます。

2. できることからコツコツと

地域ごとのサイトのユーザビリティに関するデータが集まったら、次は分析と調整を行います。たとえば、ページの右側にCTAが設置されているとして、米国のユーザーでは問題がなくてもフランスやドイツのユーザーのクリック率が著しく低いというとき、これは今すぐ簡単に改善できるポイントです。

また、決済画面にたどり着いても、購入に至らない顧客がいるとします。母国語サイトの顧客よりもグローバルサイトの顧客にカート放棄率が高いのであれば、利用可能な決済方法に不足があるのかもしれません。

データを正しく活用し、すぐに気付ける問題に対処してさまざまな改善を試みることで、目標達成のハードルを下げることも可能になります。

3. 「なぜ」を掘り下げる

ヒートマップツールなどを活用することで、サイト訪問者の行動(何をしたか、またはしなかったか)を把握できますが、なぜその行動を起こしたのかまではわかりません。この種のインサイトを得るには、ターゲット市場でのユーザーテストなど、サイト利用者の行動を記録・観察するための(ある程度コストのかかる)手法を用いる必要があります。ユーザーに直接感想を訊くというやり方もあるでしょう。

さまざまなユーザーがサイトで直面する問題を把握し、UX向上につながる要素を掘り起こします。

もちろん、これには時間がかかりますが、ユーザーテストを5~8人分実施すれば、ウェブサイトのユーザビリティに関する問題の80%以上は特定できるといわれています。

ウェブサイトで使用する人物の画像から受ける印象も、文化によってさまざまです。英米人は、1人で立っている人の画像に個人としてのアイデンティティを見出し共感しやすい一方で、ほかの文化圏(たとえば、インドやサウジアラビアなど)では集団としてのアイデンティティが強いため、複数人で写っている画像の方が効果的ということもあります。

こうしたUXに関するインサイトは、より踏み込んだテストからのみ得ることができるのです。

4. 全体像をつかむ

UXの向上に、終わりはありません。あるサイトでCTAの色を変えたことがクリック率アップにつながったからといって、それが最善のソリューションであるとは限らないのです。クリックをさらに稼げる改善ポイントがあるかもしれません。

ただし、自社が展開するすべてのターゲット市場のすべてのサイトでUXの改善に取り組み続けることは、理想ではありますが現実的とはいえません。何を優先すべきかを見極めることが大切です。

これまでに集めたデータを活用して、全体像をつかみ、重点的に取り組むべき領域を特定しましょう。

最初にウェブサイトの目標を明確にしているので、同一条件での比較も容易に行えます。たとえば、ドイツの顧客のダウンロード率がほかの地域に比べて極端に低い場合、速やかに対処すべきUXに関する問題があるかもしれないということです。

5. エキスパートと連携する

グローバルUXの最適化は、そう簡単ではありません。考えるべきことが山ほどあり、ささいなことが失敗につながり、さまざまな顧客がオンラインで思いもよらない行動を起こすこともあります。

フランス人にとって、青は特別な色だそうです。フランスのナショナルカラーであり、たいていのフランス人は青に好意的な反応を示します。フランス語のサイトで「今すぐ購入する」ボタンを青にすれば、クリック数のアップが見込めるかもしれません。

一方ドイツ人は、ナショナルカラーに対して複雑な感情を抱いているようです。ドイツ語のサイトに黄、赤、黒を多用すると、敬遠されてしまうおそれがあります。

すべてのマーケターが、こうした国ごとの違いになじみがあるとは限りませんが、UXローカリゼーションのエキスパートなら即座にアドバイスできます。ユーザーに対し最大の効果が見込める領域へクライアントを導き、適切なテスティングを通じて成功をつかむために支援します。

グローバル市場向けにUXを強化したいと考えるお客様、Moravia Digital Marketingがお手伝いいたします。お気軽にご相談ください

 


[編集メモ:この記事は、2017年9月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。グレシア・ガルシア による元の記事はこちらからご覧いただけます。]  [編集: MLS] [o/i]

 

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