JavaScriptがウェブサイトのローカライズにもたらす大きな変革
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JavaScriptがウェブサイトのローカライズにもたらす大きな変革

JavaScriptがウェブサイトのローカライズにもたらす大きな変革

JavaScriptがウェブサイトのローカライズにもたらす大きな変革

以前「What Blows Our Minds About the Latest Translation Technology」というウェブセミナーで、多言語コンテンツ管理における著しい技術の発達や、ローカライズビジネスにおけるデータ解析、さらには機械翻訳テクノロジーの発展についてお話ししました。この投稿では、プラグアンドプレイ感覚で使える最新のウェブサイトローカリゼーションツールについてご紹介したいと思います。

ウェブサイトの翻訳テクノロジーは、ここわずか2年ほどの間に目覚ましい発展を遂げました。Moraviaは新しいテクノロジーに対しては不可知論者的、中庸な姿勢を維持している会社です。そんな中、特に何かのソリューションを売り込むわけでもなく、ウェブ開発の新しいツールやテクノロジーについての考えを情熱をもって表明し続ける私のような存在は珍しいかもしれません。この投稿をお読みになったら、私のように、便利そうなツールについて調べ、いくつかは使ってみて、ご自身のビジネス目標達成に役立つかどうか確かめてみることをお勧めします。

これまでの手法

最近まで、ウェブサイトのローカライズの進め方には、主に以下の3通りがありました。

  1.  従来のアプローチはファイルベースでした。プロジェクトマネージャーが、分散しているファイル(HTML、PHP、XMLなど)を集め、コンテンツを翻訳工程に送ります。翻訳されて戻ってきたファイルがウェブ開発者に渡され、ターゲット言語版のウェブサイトが構築されます。
  2. 次に登場したのが「APIコネクター」というアプローチによるウェブサイトのローカリゼーションです。アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を介して、Drupal、WordPress、Joomlaなどのウェブコンテンツ管理システム(WCMS)を翻訳管理システム(TMS)に接続します。ソースコンテンツはAPIコネクタを介してTMSにプッシュされて翻訳ベンダーに送られ、APIを通じてWCMSに戻されます。
  3. 2010年頃から、ローカリゼーションで見られるようになったのが、DNSプロキシ(「ミラーリング」)によるアプローチです。この手法ではAPIをいろいろと操作する必要がなく、TMSが組み込まれているサードパーティーのサーバーによって格納・管理されているローカライズ済みウェブサイトのウェブミラーが表示されます。

こうした従来型手法にはそれぞれリスクとメリットがあり、ローカライズ済みコンテンツ管理の運用レベルもさまざまです。

JavaScript登場

JavaScript拡張機能が高度に発達したおかげで、企業組織のウェブサイトのローカライズは以前よりだいぶ楽になっています。企業から提供されたJavaScriptコードをサイト管理者がウェブページに追加するだけで、一種の「検索・置換」機能が働き、ソース言語のコンテンツがターゲット言語のコンテンツに置き換えられます。

簡単に言えば、JavaScriptが英語のコンテンツをスパイダリングし、ページがレンダリングされるとき、閲覧者の設定言語のコンテンツ(翻訳サービスが提供する)にほぼ一瞬で「切り替える」のです。詳しい解説をお読みになりたい方は、このテーマに関するTAUSの記事をご覧ください。

こうしたサードパーティーのウェブローカリゼーションサービスには、共通する特徴があります。

  • 翻訳したいコンテンツを表示するページごとに、簡単な1行JavaScriptコードを配置する
  • 翻訳はオンラインエディタで行う
  • 翻訳されたコンテンツを文脈に合わせて編集できる
  • 機械翻訳されたコンテンツと人が翻訳したコンテンツを選んで追加できる

ウェブセミナーのビデオでは、PHPで開発したスタンドアロンのウェブサイトを使用して、Wovn.ioの簡単なデモを行った様子をご紹介しています。手順は驚くほど単純で、私がウェブサイトでテストしたときも、稼動までの準備すべてを2、3分で終えることができました。アカウントを登録し、プロジェクトを作成して、翻訳済みコンテンツを表示したいページにWovnのJavaScriptスニペットを追加しただけです。コンテンツには機械翻訳を利用するつもりだったので、保存ボタンをクリックしたその瞬間に、オンライン表示の準備は完了しました。ウェブサイトにアクセスし、WovnのJavaScriptサービスによってページに挿入された言語セレクタを操作するだけで翻訳コンテンツを閲覧できます。

ウェブローカリゼーションサービスを提供しているWovn、Transifex、PhraseApp、Localizeから、以下のプロモーションビデオ(英語)が提供されていますので、よろしければご覧ください。

Wovn.io

 

Transifex Live

 

PhraseApp

 

Localize


 

導入する理由と適切なタイミング

ウェブサイトローカリゼーションツールを導入するメリットや適切な導入時期について迷っている方に、注意点がいくつかあります。

マーケティング部門が心血を注いで作成した膨大な文書を掲載しているような企業サイトには、ここでご紹介したツールを活用した手法は不向きかもしれません。このようなサイトには、安定性と将来性が保証され、先進の機能が統合的に利用できるソリューション、たとえばWCMS + TMS APIを統合した手法を採用することをお勧めします。ローカライズされたコンテンツをすべてサーバー上に保持したまま、元の開発環境で完全な管理・監督下に置くことができるからです。

一方、たとえばマーケティング部門がクリック課金型広告を30言語で掲載するランディングページを作成しているような場合にはJavaScriptベースのソリューションが便利です。IT部門がすでにオーバーワーク状態で、3か月間だけ展開するウェブキャンペーンに必要な技術上の要望に応えてくれない、といった状況でも便利に利用できます。スピーディで簡単なソリューションが必要であれば、 こうしたウェブローカリゼーションサービスを選ぶのが最適です。

お勧めの自社ツールを提案したい方やご質問のある方は、下の欄からコメントをお寄せください。

最新の翻訳・ローカリゼーション技術に関する詳しい情報については、 ウェブセミナーで詳しくお話ししています。下のプレゼンテーションのリンクをクリックしてご参照ください。

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[編集メモ:この記事は、2017年3月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。ジョン・リッツドルフよる元の記事はこちらからご覧いただけます。] [編集: MLS] [o/o-i]

 

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