アフリカ進出にGSPが貢献できる6つの事柄
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アフリカ進出にGSPが貢献できる6つの事柄

アフリカ進出にGSPが貢献できる6つの事柄

アフリカ進出にGSPが貢献できる6つの事柄

グローバルな企業は、今その目をアフリカに向けています。その理由は明白。アフリカはこれから最も商業の発展が見込まれる地で、その市場規模は1兆ドルと目されています。また、世界で急成長を遂げている新興国トップ15のうち10か国を、アフリカ勢が占めています。

その勢いはネットの世界でも例外ではありません。アフリカでは今、実に3億5,000万人ものユーザーがネットを積極的に利用しています。スマートフォンの普及に伴い、その数はますます増えています。

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大企業はすでに下地作りを始めています。FacebookやMicrosoft、Googleはこぞって、アフリカ全土のインフラ整備に投資しています。現地の人々がさらにインターネットを活用できるようになれば、データセンター、コネクティビティ戦略、デジタルスキルのトレーニングといった自社製品やサービスとつながるようになるからです。また、こうした企業は、コンテンツを「ロングテール言語」と呼ばれるアフリカの言語にローカライズし、グローバル化を進めています。この先見性は、他の企業も見習うべきです。

とはいえ、アフリカの市場にどうやって参入すればいいかわからず、二の足を踏んでしまう企業も多いでしょう。経験や勘に頼って進めるのは危険です。

市場参入には多くのハードルがあります。この記事では、そうしたハードルのなかで、グローバリゼーションサービスプロバイダー(GSP)が解決できるものをいくつかご紹介したいと思います。

ターゲットとする国を選ぶ

新たな市場への参入にあたっては、さまざまな要素を考慮する必要があります。たとえば市場の将来性、競合、経済成長、インフラ(コネクティビティなど)、経済や政治、法規制のシステム、グローバル化の壁となる宗教など。

もちろん市場調査は欠かせません。それも、徹底的に行う必要があります。GSPは、将来性のある市場に参入するための成功要因を理解しています。また、グローバル企業のクライアントとともに、すでに参入した経験があるGSPも少なくありません。参入したい国についてそれほど精通していなくても、その市場について詳しく調べられる現地の専門家とつながりがあるはすです。

そもそも、アフリカの全53か国に一度に参入することはできません(国によって将来性もさまざまです)。GSPなら、どういった国を優先すべきかアドバイスできます。まずは小さく始め、そこで学んだことを次に活かして市場を広げていきましょう。

言語を選ぶ

グローバル展開を目指すなら、ロケールの特性を理解したうえで、まずは言語を翻訳しなければなりません。他の地域同様、アフリカの消費者も、商品情報が母語で提供されていれば、その商品を購入する確率が3倍も高いとされています。

ただ、アフリカは実に2,000種類もの言語が使われている言語のるつぼです。ナイジェリアだけでも、その数は500言語に上ります。広く使われているアムハラ語、ハウサ語、スワヒリ語、アフリカーンス語以外にも、ビジネスや日常において何百万人もの話者がいる言語が数十種類存在します。さらにやっかいなことに、複数の言語が1つの市場で使われているケースもあれば、1つの言語が複数の市場で使われているケースもあります。

また、アフリカの言語体系は非常に複雑です。明確な標準語がなく、多様な方言があるうえ、それぞれが日々変化を続けています。

ターゲットとする国とそのデモグラフィック、国特有のさまざまな要因を考慮したうえで、ローカライズする言語を選びます。

総合的にどのように判断するか迷う場合は、言語の分布など、専門的な知識のあるGSPに相談しましょう。

デジタルマーケティング戦略を立てる

インターネット環境が整備され、スマートフォンも普及してきた現在、アフリカでのコミュニケーションがすべてデジタル化し、常時つながる日は遠くないでしょう。市場への参入、売上拡大と顧客ロイヤリティ獲得のカギとなるのはオンラインマーケティングです。ソーシャルメディア、SEO、PPC、コンバージョン率の最適化などに関して、各国の実情に合わせたグローバルなデジタルマーケティング戦略を立てましょう。

ターゲットとする国やデモグラフィックでは、どのソーシャルメディアが最もよく使われているか。検索はどのように行われているか。オンラインでどのような行動が見られるか。どういったキーワードが使われているか。こうしたポイントを押さえて対策をとることで、ターゲット市場でのマーケティング活動をより効果的に進められます。

優先して翻訳するコンテンツを決める

何百万語もある製品やサポート関連のコンテンツを、一度にすべて翻訳するのには無理があります。予算にも時間にも限りがあるでしょう。では、予算内でできるだけ多くのコンテンツをローカライズするには、どうすればいいでしょうか。まず、すべてのコンテンツを同じレベルで考えないことが重要です。要点のみをローカライズすれば十分であったり、シェアを拡大するために取り急ぎ何か公開できればよいというコンテンツもあるかもしれません。たとえば、FAQなどのページはこれに該当するでしょう。一方、ホームページ上のタグラインやスローガンといったコンテンツは、完璧にローカライズしなければなりません。

GSPでは、こうしたコンテンツの優先順位とコンテンツタイプ別の翻訳アプローチについて、さまざまなアドバイスが可能です。

リソース確保のモデルを構築する

アフリカで翻訳者やレビューアー、グローバリゼーションのプロを手配するのは非常に厄介で、課題は山のようにあります。そもそも、アフリカの市場には適切なリソースが不足しているという事情があります。信頼がおけ、翻訳をまかせられるプロのバイリンガルリソースはごくわずかしかいません。幅広い人脈を持つGSPなら、業界団体や教育機関などで適切な人材を見つけ、労働法への対処や人事労務管理への対応まで行うことが可能です。また、グローバリゼーションリソースに必要なツールやプロセスに関するトレーニングも提供できます。

ベンダーを効率よく管理する

クロ―バル化を進める際には、各市場の翻訳プロバイダー、マーケティングエージェンシー、市場調査会社、デジタルメディアショップ、グローバリゼーションを手掛ける各種スペシャリストなど、さまざまなベンダーが絡んできます。しかし、時差や言語の壁、テクノロジー関連の問題があり、複数のベンダーを効果的に管理するのは容易ではありません。アフリカ市場への参入に豊富な経験があるベンダーを1社選び、すべてをまかせることができれば、時間と費用を節約でき、取りまとめに頭を悩ませることもありません。

 

Googleによれば、新規市場として注目されているアフリカには、数十億人規模の見込み顧客がいます。競合他社よりも早く参入すべき場所であるのは間違いありません。しかし、市場を取り巻く環境は複雑で、考慮しなければならないことがたくさんあります。慎重に参入戦略を立て、頼りになるGSPの助けを借りましょう。

アフリカにおけるローカリゼーションの可能性や課題についてもっと詳しく知るには、こちらの記事をご覧ください。

アフリカとインドにおけるローカリゼーションの課題については、こちらから、動画「Live Hangout」をぜひご覧ください。


[編集メモ:この記事は、2018年2月に投稿した内容に加筆・訂正したものです。リー・デンズマー による元の記事はこちらからご覧いただけます。]  [編集: MLS] [o/i]

 

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