RWSがLanguage Weaverブランドの復活を発表

Language Weaverの復活は、RWSの機械翻訳テクノロジーの統合を象徴

Chalfont Saint Peter、英国
6/9/2021 8:00:00 AM
テクノロジーを駆使した翻訳サービス、コンテンツ管理サービス、知的財産サービスを提供するリーディングプロバイダであるRWSは本日、自動翻訳の先駆的なブランドであるLanguage Weaverの復活を発表しました。Language Weaverは、RWSの言語的専門性とSDLおよびIconicのテクノロジーを1つにした、RWSの機械翻訳プラットフォームを代表するものとなります。
 
「非常に人気のあったLanguage Weaverブランドを復活でき、大変嬉しく思っています。業界の多くの人が、Language Weaverを忘れないでしょう。技術革新の代名詞とも言えるブランドであり、翻訳の新境地を切り開いています」と、RWSのChief Technology OfficerであるAzad Ootamは述べています。「RWS、SDL、IconicのAIエキスパートやテクノロジーを1つにまとめることで、従来の機械翻訳アプローチよりも優れた世界トップクラスのプラットフォームを構築し、Language Weaver創設者たちの当初のビジョンを刷新しました」
 

Language Weaverの歴史

Language Weaverは2002年に設立され、機械学習に基づく自動翻訳の新しいアプローチを初めて商品化。その豊かな歴史と最先端のテクノロジーで、翻訳業界の未来を形作りました。2010年にSDLに買収されて、Language Weaverブランドは2015年に廃止され、SDL Machine Translationと名称が変更されました。このテクノロジーは、継続的な投資を経て、統計ベースの機械翻訳からニューラル機械翻訳へと進化し、2,700もの言語ペアでコンテンツを瞬時に翻訳できるようになりました。2020年にはRWSがSDLを買収し、Language Weaverブランドをよみがえらせました。
 

Language Weaverの機能

機械翻訳(MT)モデルの構築はこれまで、スペシャリストだけのものでした。翻訳者、エンジニア、リサーチャーによる数十年に及ぶコラボレーションが、日常業務にMTを自由に活用できるシンプルなソリューションを生み出しました。Language Weaverプラットフォームを使用して、誰でも翻訳に関するフィードバックをリアルタイムで提供したり、汎用言語モデルを調整したりできます。また、このプラットフォームの裏側では、翻訳品質を向上させる方法が常に探し求められています。RWSのエキスパート科学者とコンサルタントのチームは、複雑な要件を持つ顧客に合わせてカスタマイズしたソリューションを常にアドバイスし、開発を続けています。
 
このテクノロジーは、大量の多言語コンテンツを扱うビジネスや業界にメリットをもたらします。すでに、数々の組織が複数言語での顧客とのコミュニケーションやコラボレーションのために使用しています。また、公共機関の組織がコンテンツインテリジェンスのために、法律事務所が電子情報開示のために活用しています。Language Weaverは、比類のない拡張性とセキュリティを備えた不可欠のアプリケーションであり、Microsoft Officeからチャットボットやeコマースプラットフォームまで、あらゆるソフトウェアやプラットフォームと統合できます。Language Weaverを既存のワークフローに組み込むことで、時間とコストを節約でき、顧客を保持してビジネスを拡大する新たな機会が組織にもたらされます。
 
こちらをクリックして、Language Weaverが翻訳の課題解決にどのように役立つかをご確認ください。

ご連絡はこちら

お問い合わせ

RWSについて

RWS Holdings plcは、テクノロジーを駆使した言語サービス、コンテンツ管理サービス、知的財産サービスを提供する、唯一無二のリーディングプロバイダです。当社はコンテンツの変革と多言語データ分析を通じて、AIを活用したテクノロジーと人間の専門知識を組み合わせ、お客様がどこでも、あらゆる言語で理解されるようにすることでビジネスの成長をサポートします。


当社が目指しているのは、グローバルな理解の実現です。文化の理解、企業の理解、技術の理解を組み合わせることにより、当社のサービスとテクノロジーが、顧客の獲得と維持、魅力的なユーザー体験の提供、コンプライアンスの維持、データやコンテンツにおける実用的なインサイトの獲得など、お客様をさまざまな面でサポートします。


過去20年間にわたり、当社は独自のAIソリューションを進化させるとともに、お客様による多言語AIアプリケーションの探求、構築、使用を支援してきました。また、40件以上のAI関連特許と100件以上の査読論文を保有し、お客様のAI導入をサポートしてきた経験と専門知識があります。


世界のトップブランド100社の80%以上、フォーチュン誌の「最も賞賛される企業」20社の4分の3以上、さらに大手製薬会社、投資銀行、法律事務所、特許事務所のほぼすべてが当社を利用しています。また、クライアントベースは、ヨーロッパ、アジア太平洋、北南米におよび、5つの大陸に展開した65を超えるグローバル拠点から、自動車、化学、金融、法律、医療、製薬、テクノロジー、電気通信の各分野のお客様にサービスを提供しています。


1958年に設立されたRWSは、英国に本社を置き、AIM、ロンドン証券取引所規制市場に上場されています(RWS.L)。 


詳細については、www.rws.com/jpをご覧ください。


© 2023 All rights reserved. ここに記載されている情報は、RWS Group*の機密情報および専有情報とみなされます。
* RWS Groupとは、RWS Holdings plcおよびその関連会社および子会社の代表を意味します。