取締役会

Andrew Brode
Andrew Brode
Andrewは、RWS Holdings plcのExecutive Chairmanであり主要株主です。1995年に3iの支援で当社を買収し、2003年後半にはAIMに上場しました。また、同じくAIMに上場しているLearning Technologies Group plcのChairmanも務めています。
公認会計士としてキャリアをスタートさせ、その後、Croner PublicationsのManaging Directorになりました。1977年、同社がWolters Kluwerに買収された後、Wolters Kluwer(UK)plcのCEOに任命されます。
Andrewは、MBIを通じてEclipse Publicationsを買収し、2000年にはReed Elsevierに売却。また、3iによってAxco Insurance Information ServicesのNon-executive Chairmanにも任命されており、2010年には同社をWilmington plcに売却しました。
2008年6月には、Huveaux plcと、英国のeラーニング市場をリードするEpic Group plcの買収交渉を行いました。Epicは2013年にAIMに上場し、社名をLearning Technologies Group plcに変更。Andrewは同時期にNon-executive Chairmanに任命されます。また、同じくAIMに上場していたElectric Word plcでも、2017年8月に同社が売却されるまで、同様の職務に就いていました。
2012年には、サイバーセキュリティ分野における情報提供のリーディングプロバイダであるIT Governance Ltd(2018年3月に上場後、GRC International plcに改名)のNon-executive Chairman兼投資家となりました。2019年には、テクノロジーを駆使した在宅介護サービスプロバイダであるCera Care LtdのNon-executive Directorに任命されています。

Ian El-Mokadem
Ian El-Mokadem
Ianは2021年7月にRWSグループCEOに就任しました。大手多国籍サービス企業を率いてきた豊富な経験を持ち、既存事業や買収によって成長を実現してきた確かな実績を誇ります。戦略の策定や、テクノロジーを駆使したビジネス変革においても非常に経験豊かです。
これまでに英国の上場企業と未上場企業の両方で、最高経営責任者、取締役会、上級役員の役職を歴任してきました。
以前は、世界有数の船舶管理および船舶サポートサービス企業であるV.GroupのCEOを務め、重要なデジタル変革プログラムを監督していました。また、世界的な材料試験・校正サービスプロバイダであるExova Group plcのCEOを務めていました。ここでは2014年のIPOを舵取りし、既存事業や18件の買収によって、同社の収益および収益性を大幅に拡大しました。以前の職歴には、Compass Group plcおよびCentrica plcの部門リーダー職や、Accentureでの戦略コンサルティング職があります。
ロンドン大学で経済統計学の学士号(優等学位)を、INSEADでMBAを取得しました。
RWS Groupの枠外では、Serco Group plcのNon-executive DirectorとRoegate Consulting LtdのDirectorを務めています。

Candida Davies
Candida Davies
Candida(Candy)Daviesは、2022年10月にChief Financial OfficerとしてRWSに入社し、グループの財務部門全般を統括しています。
25年以上の経験を持つ優れたリーダーであるCandyは、財務、戦略、ビジネス変革における深い専門知識と、重要な企業間取引の遂行および取りまとめにおける豊富な国際経験を備えています。
最近まで、オランダに拠点を置く医療テクノロジーの複合企業Royal PhilipsのPersonal Health部門でHead of Financeを務め、特にGroup Innovation and Strategy部門の支援に力を入れていました。商業面と運営面を率いる豊富な経験を持っており、市場の革新や新しいビジネスモデルとソリューションの推進において重要な役割を果たし、患者体験および消費者体験の向上、医療成果の改善、持続可能なパフォーマンスの実現を支援しました。
それ以前は、Reckitt Benckiserで8年間勤務し、SVP Group Controllerと、Hygiene and Home事業部門のEuropean Finance Directorを務めました。また、KPMG International Ltdで公認会計士の資格を取得後、米国の製薬会社Eli Lilly&Coで12年間勤務していました。
ブリストル大学を卒業し、数理工学の学士号(優等学位)を取得しています。

Lara Boro
Lara Boro
2017年にRWSに入社したLaraは、Senior Independent Non-executive Directorを務めています。
彼女は、商業開発の分野で実績のあるリーダーとして、さまざまなグローバル組織の大規模な買収プロジェクトや統合プロジェクトを手掛けてきました。
2019年9月にはEconomist GroupにChief Executiveとして加わり、同社の中核事業およびEconomist Intelligence UnitのB2Bサービスの継続的な成長を促すため尽力しています。現在、Laraが管理する社員は、ヨーロッパ、米国、アジア太平洋地域で1,500名を超えます。
前職ではAscential plc(旧EMAP plc)のCEO Internationalを務めたほか、Informa PlcのIntelligence部門CEO就任時は、ビジネスインテリジェンスおよびデータ資産の2億ポンドのポートフォリオに対し損益責任を全面的に負っていました。Informaの前は、CPA Global、Pearson、MasterCard、Lloyd's of Londonで戦略、M&A、商業開発を担当していました。Ascential plcでは、MENA、中国、インド、ブラジルへのグローバル展開を主導しました。

David Clayton
David Clayton
Davidは、SDLの買収後、2020年にNon-executive DirectorとしてRWSに加わりました。SDLでは、2009年12月よりNon-executive Directorを務めたほか、Senior Independent DirectorやNon-executive Chairmanも歴任。2015~2016年の9か月間は暫定Executive Chairmanも務めています。
彼のリーダーシップの下、SDLは数々の買収を行い、世界最大級の翻訳会社の1つに成長しました。
1997年から2004年まで、CSFBのManaging Director兼Head of European Technology Researchを務めました。2004年にはNon-executive DirectorとしてThe Sage Group PLCに加わり、2007年10月から2012年2月まではStrategy and Corporate Development部門のDirectorという、企業幹部としての重要な役割を果たしました。
現在は、Forensic and Compliance SystemsのChairman、慈善団体Changing Facesの評議員会のChairmanを務めるほか、FCS(UK)Limited、Solar Archive Ltd、Albora Technologies Ltdの取締役、Dixons Academies Charitable Trust Ltdの理事も務めています。

Frances Earl
Frances Earl
Francesは、2020年11月にRWSのNon-executive Directorに就任しました。
その前はAccentureのManaging Directorとして、地元(英国とアイルランド)と全世界の両方のHR部門上級職を務めました。具体的には、Accentureの英国とアイルランドの取締役会、Products Operating Groupの取締役会、Financial Services Operating Groupの取締役会においてHR Directorを務めたほか、20か国のExecutive and Partner Recruitment部門をすべて担当するGlobal Recruitment Directorにも就任しています。
Francesは、複数の国にまたがるAccentureの各種事業について、人事改革プログラムのアドバイス、設計、実施を担当しました。同社の事業成長を促進するため、Accenture取締役のさまざまなポジションに外部の上級人材を採用する活動をリードし、特に、上級職の多様化を重視したプログラムの指揮と実施に貢献しました。また、さまざまな買収の一環として行われた上級管理職や人材の統合で重要な役割を果たし、社員向け相談室の正式な設置が義務付けられている国では、新たな業務モデルの導入を担当するHR Directorを務めました。

Julie Southern
Julie Southern
Julieは2022年7月にNon-executive Director and Chairman Designateとして入社しました。2023年10月にはAndrew Brodeの後任としてNon-executive Chairmanに就任します。
現職のNon-executive Directorの役割で培ったビジネスとガバナンスに関する豊富な経験を活かしてくれることでしょう。現在は、Rentokil Initial、Ocado、NXP Semiconductor、easyJetで非業務執行取締役および監査委員会議長、さらに上級独立取締役も務めています。
また、以前にはDFS Furniture CompanyおよびCineworld Cinemasで、非業務執行取締役と各監査委員会議長、Stagecoachの報酬委員会議長、Gategroupの指名・報酬委員会議長を務めました。Julieはこれまでに財務、業務、マーケティングの上級職を多数歴任し、大幅な成長と収益を牽引してきました。1996年からはPorsche CarsでGroup Finance Directorとして活躍、2000年にはVirgin Atlanticに入社し、Chief Financial Officerとして広範な管理の役割を担い、その後2010年に同社のChief Commercial Officerに就任しました。また、WH Smith – HJ Chapman & Co. Ltd.でFinance and Operations Directorも務めました。
ケンブリッジ大学で経済学の学士号(優等学位)を取得しており、公認会計士の資格も持っています。

Gordon Stuart
Gordon Stuart
Gordonは、2020年11月にNon-executive DirectorとしてRWSに加わりました。
現在は、AMSのCFOを務めています。AMSは、人材獲得と派遣労働者管理、配置転換とスキル開発、人材とテクノロジーに関するコンサルティングサービスを提供する、グローバルな総合人材ソリューションプロバイダです。また、Executive Directorとして20年以上にわたりFinance部門、Corporate Services部門、Operational部門を率いています。
以前は、Unit4やTMFグループのCFOなどを務めていました。また、Xansa plcのGroup Finance Director、London Bridge Software Holdings plcのGroup Finance Directorなど、英国の上場企業各社において要職を務めてきました。他にも、Sepura plc、Intec Telecom Systems plc、RWS買収前のSDL plcで非常勤の職務を担っており、いずれの組織でも監査委員会の委員長を務めました。
彼はExecutive Directorとして、商業的交渉、紛争解決、リストラクチャリング、トランスフォーメーションマネジメント、M&A、資本市場活動など、企業活動のあらゆる側面を指揮しています。