SDL Proxy DXで多言語デジタルエクスペリエンスの提供開始がかつてないほど簡単に

SDLの管理サービスで、ウェブサイトやデジタルコンテンツ全体でホスティング、ローカリゼーション、最適化が実現

Santa Clara, CA
11/8/2018 7:00:00 AM

SDL(LSE:SDL)が本日、SDL Proxy DXソリューションを発表しました。これは、SDLの言語処理人工知能(AI)であるHaiを採用した包括的な管理サービスで、企業による多数の多言語ウェブサイトの開始、運営、最適化に必要なすべての機能を備えています。SDL Proxy DXは、世界でのデジタルビジネスの発展と現地ユーザーとの関係強化を目指す企業を対象としており、ホスティング、ローカリゼーション、継続的なコンテンツ管理、分析ベースの最適化を行うエンドツーエンドのプラットフォームを提供します。

グローバル展開によって顧客ベースと収益が拡大する可能性が高まる一方で、企業はコンテンツ需要の拡大とそのペースの速さに対処しきれずにいます。Forrester Consultingのレポート「今日のコンテンツサプライチェーンは連続したカスタマージャーニーの阻害要因」によると、回答者の4分の3(73%)がコンテンツ量の増加を完全に管理できる状況ではないと感じています。その上、多言語機能に乏しい分断されたウェブコンテンツ管理システムを1つまたは複数使用して対処している企業も多数あります。断片化された不十分なマーケティングテクノロジースタックでコンテンツをローカライズすると、顧客体験が分断し、中身の薄い購買ジャーニーになってしまいます。 

SDL Proxy DXは、このような複雑さを解消し、分断された社内組織やシステムの橋渡しとなり、ローカライズしたウェブサイトを迅速にリリースする方法や、ウェブサイトのソースコンテンツを自動的に対象言語にするサービスを企業に提供します。ウェブサイトの翻訳のほか、独自のコンテンツ分析やトラフィック分析の機能も備え、検索エンジンの最適化(SEO)やコンバージョン率の向上を支援します。

お客様は、さまざまな翻訳オプションの中からコンテンツの種類に適したオプションを選択できます。SDLのニューラル機械翻訳(NMT)とHai採用の言語処理AIがプラットフォーム全体に埋め込まれ、スピードや俊敏性の向上と規模の拡大が可能になり、難易度の高い言語(ロシア語、中国語、韓国語)などの多言語コンテンツでも安全に翻訳して配信できます。また企業は、データ分析やインサイトを通じ、訪問者の動向を把握してウェブサイトコンテンツの最適化やコンバージョン率の向上に取り組むと同時に、ローカリゼーション予算をコスト効率よく活用できます。翻訳オプションには、機械翻訳、人の手による翻訳、機械翻訳と人によるポストエディット、トランスクリエーションサービスがあり、ウェブサイトのパーツに応じてこのオプションを組み合わせることもできます。これにより、スピードとコストの間で最善のバランスを取ることができます。 

SDLのChief Product OfficerであるJim Saundersは次のように語ります。「SDLは、企業が現在直面している複雑なコンテンツ課題に取り組み、常に普通以上のサービス提供を目指しています。私たちは、問題解決だけではなく、グローバル展開を促進する機会も提供するソリューションを開発しているのです。翻訳プロキシソリューションはウェブサイトのローカライズに役立ちますが、今日のソリューションでは満たせない追加要件が発生しているのも確認しています。SDLのエンドツーエンドのサービスは、このようなギャップをSDLの言語処理AIとNMT、さらにはローカライズ済みウェブサイトの運営戦術ではなく、ビジネスの成果に注目したさまざまな追加サービスを組み合わせて解消します。SDL Proxy DXがあれば、テクノロジーを幅広く揃える必要も、社内のスキルを維持する必要もありません。その上、これまで不可能だった方法で世界の顧客と交流できるようになります」

SDL Proxy DXは、複数の言語や市場に展開された翻訳済みウェブページを管理するための使いやすいポータルインターフェイスを備えています。また、管理サービスであるため、日常の運用業務が容易で、グローバル目標の達成に役立ちます。このソリューションはソースウェブサイトを継続的にスキャンし、更新されたコンテンツを見つけ、そのコンテンツを適切な翻訳ワークフローに割り当て、迅速かつ容易なレビューと承認を実現します。このソリューションとSDLのリンギスト17,000名が、あらゆる業界の企業に高度にローカライズされた翻訳を提供し、マーケティングキャンペーンやウェブ関連コンテンツの価値を高めます。

編集者の方へ: 

SDL Proxy DX(旧SDL Multilingual Website Solution)は、SDL Connect 2018で初めて公開されました。

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