SDL、parson AGと提携して多言語テクニカルコンテンツを配信

SDL Tridion Docsとparsonの組み合わせで、多言語テクニカルコミュニケーションの作成、管理、オーケストレーションを簡素化

メイデンヘッド(英国)
6/30/2020 10:00:00 AM

インテリジェントな言語・コンテンツソリューションで業界をリードするSDL(LSE:SDL)が、テクニカルコミュニケーションサービスおよびコンサルティングのエキスパートであるparson AG(以下「parson」)と戦略的提携関係を結びました。構造化コンテンツ環境内で多言語コミュニケーションを配信する欧州企業をサポートすることが目的です。この提携により、業界をリードするコンポーネントベースのコンテンツ管理システム(CCMS)であるSDL Tridion Docsと、構造化コンテンツの配信および戦略におけるparsonの専門知識が融合します。 

チャットボット、eラーニング、人工知能(AI)やバーチャルリアリティ(VR)のアプリケーションなどのデジタルチャネル向けにテクニカルコミュニケーションを制作して配信するには、さまざまな種類のコミュニケーションの基盤となるプロセス、基準、構造、および配信方法を明確に理解している必要があります。 

SDLのChief Revenue OfficerであるThomas Labartheは次のように語ります。「今日のお客様は、何百もあるチャネルの中から自分に合うチャネルを選んで使用できます。企業がこの状況への対応に苦労していても不思議ではありません。このような企業の変革を、構造化コンテンツ環境が加速化させる可能性があります。多言語コンテンツをあらゆるチャネルを通じて世界中の顧客に配信できるようになるのです」 

構造化コンテンツ環境への移行を進めている企業にとって、parsonのトレーニングや俊敏なプロジェクト管理、最新の情報管理ソリューションに関するコンサルティングは非常に役立ちます。 

parson AGのCEOであるUlrike Parson氏は次のように語っています。「構造化コンテンツ管理と制作に対するSDLのアプローチに、非常に感銘を受けました。この2社が連携することで、お客様には、従来のコンテンツ管理プロセスに大きな変化をもたらす提案を行えます。テクニカルドキュメント、AIやARのアプリケーションから、変更管理やeラーニングまで、すべてをサポートできる提案です」 

SDL Tridion Docsは、社内外のチャネル向けの財務・法務ドキュメントや、テクニカルコミュニケーション、eラーニング教材などの構造化コンテンツの制作、翻訳、管理、配信を行うインテリジェントな方法を企業にもたらします。この種のドキュメントには、制作者から、専門知識を持つエキスパート、翻訳者、レビュアーまで、多くの関係者が関与するのが一般的です。 

parsonについて 

parsonは、テクニカルコミュニケーションやと情報管理のためのサービスを提供する大手プロバイダです。テクニカルドキュメント、トレーニング、俊敏なプロジェクト管理のほか、最新の情報管理ソリューションの開発やコンサルティングを通じ、顧客をサポートしています。parsonの総合的アプローチは、テクニカルコミュニケーションの手法と知識管理、視覚化、プロセス管理、俊敏なソフトウェアの開発を組み合わせたものです。同社は、特定のメーカーやツールに依存しない基盤を顧客に勧め、オープンスタンダードベースのドキュメントソリューションを開発します。拠点は、ドイツのハンブルグとベルリンにあります。

RWSについて

RWS Holdings plcは、テクノロジーを駆使した言語サービス、コンテンツ管理サービス、知的財産サービスを提供する、唯一無二のリーディングプロバイダです。当社はコンテンツの変革と多言語データ分析を通じて、AIを活用したテクノロジーと人間の専門知識を組み合わせ、お客様がどこでも、あらゆる言語で理解されるようにすることでビジネスの成長をサポートします。


当社が目指しているのは、グローバルな理解の実現です。文化の理解、企業の理解、技術の理解を組み合わせることにより、当社のサービスとテクノロジーが、顧客の獲得と維持、魅力的なユーザー体験の提供、コンプライアンスの維持、データやコンテンツにおける実用的なインサイトの獲得など、お客様をさまざまな面でサポートします。


過去20年間にわたり、当社は独自のAIソリューションを進化させるとともに、お客様による多言語AIアプリケーションの探求、構築、使用を支援してきました。また、40件以上のAI関連特許と100件以上の査読論文を保有し、お客様のAI導入をサポートしてきた経験と専門知識があります。


世界のトップブランド100社の80%以上、フォーチュン誌の「最も賞賛される企業」20社の4分の3以上、さらに大手製薬会社、投資銀行、法律事務所、特許事務所のほぼすべてが当社を利用しています。また、クライアントベースは、ヨーロッパ、アジア太平洋、北南米におよび、5つの大陸に展開した65を超えるグローバル拠点から、自動車、化学、金融、法律、医療、製薬、テクノロジー、電気通信の各分野のお客様にサービスを提供しています。


1958年に設立されたRWSは、英国に本社を置き、AIM、ロンドン証券取引所規制市場に上場されています(RWS.L)。 


詳細については、www.rws.com/jpをご覧ください。


© 2023 All rights reserved. ここに記載されている情報は、RWS Group*の機密情報および専有情報とみなされます。
* RWS Groupとは、RWS Holdings plcおよびその関連会社および子会社の代表を意味します。