SDL Machine Translationにスマートな新機能が追加

コンテンツインサイト、適応型言語ペア、品質評価の改善により、よりスマートな機械翻訳の提供が可能に

メイデンヘッド(英国)
2/25/2021 8:00:00 AM

RWS Holdings plcの一部であるSDLは本日、自社の機械翻訳テクノロジーに、コンテンツインサイト、適応オプションの拡充、自動品質評価など、スマートな新機能を追加したことを発表しました。これらにより、企業はよりスマートな方法で世界中の顧客と交流し、理解を深めていくことができます。

新しいスマートな機械翻訳機能の一部をご紹介します。

  • コンテンツインサイト:機械翻訳ソフトウェアが言語を自動的に識別し、ドキュメント、レポート、メール、ソーシャルメディアへの投稿から意味を抽出できるようになりました。これにより、言語を問わず自動的に生成される対話型サマリーにアクセスし、コンテンツに関してより優れた意思決定を行えるようになります。
  • 適応オプションの拡充:適応可能な言語ペア(以前は、オンプレミスユーザーのみ利用可能)が、クラウドを介して利用できるようになりました。使いやすくセキュアなトレーニング環境が組み込まれており、ユーザーは独自のデータを使用して汎用言語モデルを調整することができます。これにより、個別のユースケースやコンテンツプロファイルにも簡単に対応できるようになります。
  • 品質評価:業界のベストプラクティスをベースにして機械翻訳の品質の透明性を高めることで、意思決定者は高水準の情報に基づいてより的確な評価を行うことができます。


RWSのChief Technology OfficerであるAzad Ootamは次のように説明しています。「当社の最新機能は、機械翻訳に関連する25年以上に及ぶさまざまな技術革新がベースとなっています。自動翻訳とコンテンツインサイトを組み合わせることで、翻訳だけでなく、多言語コンテンツの理解にも役立つ独自の方法を確立することができました」

SDL Machine Translationは、2,700の言語ペアでコンテンツを自動翻訳するエンタープライズレベルのソリューションです。世界をリードするブランドにも採用され、数百万人もの顧客との交流に役立てられています。 

ハイブリッド自然言語理解テクノロジーのリーダーであるexpert.ai(旧Expert Systems)のEMEA地域Channel Development部門VP、Maurizio Mencarini氏は次のように述べています。「多言語AIは、多くの組織において最重要課題です。当社はSDLと協力して、ネイティブの多言語機能を拡張し、言語の壁をさらに取り払いました。SDLを選んだのは、技術革新に対する情熱を共有しているからです。このような新機能を共同ソリューションに統合できることを嬉しく思っています」

SDL Linguistic AI™をベースにしたこのソリューションは、ビジネスインテリジェンスアプリケーション、社内コミュニケーションのワークフロー、eDiscoveryなどの既存のビジネスアプリケーションに組み込むことができます。ユーザーは、Microsoft Officeやウェブブラウザから直接、このソフトウェアを利用できます。さまざまな種類のドキュメントに最初から対応しており、光学式文字認識(OCR)機能と自動音声認識(ASR)機能をデフォルトで搭載しています。

これらの新機能について詳しくは、こちらをクリックしてご確認ください。
 
expert.aiとSDLが新しい機会を創出するために行っている共同の取り組みについては、LT-innovateが主催するセッション「Reshaping Remote Work and Meetings with Linguistic AI(リモートワークの再形成と言語処理AIについて)」でご紹介します。ぜひご登録ください

ご連絡はこちら

RWSについて

RWSは、テクノロジーと人間の専門知識を活用するコンテンツソリューション企業です。お客様の組織への理解を世界中のあらゆる場所で実現することで、アイデア、データ、コンテンツの価値を高めます。


当社独自のテクノロジーをはじめ、45件以上のAI特許や、専門知識を持つエキスパートにより、アイデアを迅速に市場に投入し、国境や文化を越えて深い関係を築き、自信を持って新しい市場に参入できるよう組織を後押しします。お客様のビジネスをさらに成長させ、さまざまなチャンスを生む世界へと導くのが当社の役割です。


世界のトップブランド100社のうち80社以上がRWSを信頼してイノベーションを推進し、情報に基づいた意思決定を行い、ブランド体験を形成している理由は、まさにここにあります。


5大陸に60か所以上のグローバル拠点を持つ当社のチームは、あらゆる業界の企業と提携を結んでいます。1958年の設立当初よりイノベーションとともに歩んできたRWSは、英国に本社を置き、AIM、ロンドン証券取引所規制市場に上場しています(RWS.L)。  


詳しくはこちらをご覧ください:rws.com/jp


© 2025 All rights reserved.ここに記載されている情報は、RWS Group*の機密情報および専有情報とみなされます。
* RWS Groupとは、RWS Holdings plcおよびその関連会社および子会社の代表を意味します。