RWS、AIトレーニングデータサービスを拡充するTrainAIを発表

TrainAIは、世界的な大規模組織にデータ収集、注釈／ラベリング、検証、機械翻訳を提供してきた長年のAI経験に基づいて構築されています

Chalfont Saint Peter、英国
2/28/2023 10:00:00 AM

テクノロジーを駆使した言語サービス、コンテンツサービス、知的財産サービスのリーディングプロバイダであるRWSは本日、TrainAIブランドの立ち上げを発表しました。あらゆる種類のAIデータに対応する完全なエンドツーエンドのデータ収集、データ注釈、データ検証の各サービスを言語や規模を問わずお客様に提供します。TrainAIは、機械翻訳およびAIトレーニングデータサービスを通じて世界的な大規模組織の機械学習モデルとAIアプリケーションの品質を向上させてきたAI企業としてのRWSの長年の経験に基づいて構築されています。

RWSのEnterprise Internationalization GroupのPresidentであるEmer Dolanは、次のように述べています。「広く知られているように、データサイエンティストは機械学習（ML）モデルのトレーニング用データの準備に非常に多くの時間を取られています。そのため、AIアプリケーションの開発、導入、評価にはわずかな時間しかかけられません。このような状況を大きく変えるのが、TrainAIです。お客様独自のニーズに合わせてカスタマイズした信頼性の高い各種AIデータサービスを提供します」

TrainAIでは、RWSのSmartSourceコミュニティを利用できます。これは10万人を超える注釈者やリンギストで構成された活動的な大規模コミュニティで、400種類以上の言語バリエーションに対応した優れたAIデータサービスを175か国以上で定期的に提供しています。このコミュニティでは、テキスト、音声、画像、動画から多言語データや合成データまで、あらゆる種類のAIデータの収集、注釈付け、検証を行います。これらのデータは、検索、バーチャルアシスタント、顔認識、音声操作、コンテンツモデレーションシステムなどお客様独自のMLモデルをトレーニングするのに役立ちます。

2017年から、RWSは信頼性の高いデータでお客様のAIプロジェクトをサポートしてきました。技術的な理解と人間の知性をシームレスに融合させたTrainAIは、多種多様なデータサービスを提供します。たとえば、顔認識によるアカウント認証システムを改善するために35か国75,000人以上の参加者から90万本の自撮り動画を集める必要がある場合や、バーチャルアシスタントの対応言語を増やすために10万時間以上のデータ収集、注釈、ランキング、クエリバリエーションの各サービスを通じて96言語200万件の注釈が必要な場合も、対応可能です。

MLモデルを優れたものにするために、TrainAIは信頼性の高いAIトレーニングデータを提供します。TrainAIデータは、プライバシーとセキュリティを重視したアプローチに基づき、倫理的に収集され、正確性、公平性、包括性を備えています。また、人間参加型の手法で構築されています。求められる品質基準を満たしており、追加料金をかけてデータを再トレーニングする必要はありません。

詳しくは、こちらをクリックしてご確認ください。AI Data Budget Worksheetもお試しいただけます。また、こちらのブログでは、データトレーニングプロジェクトのコスト計算方法についてご紹介しています。

RWSについて

RWSは、テクノロジーと人間の専門知識を活用するコンテンツソリューション企業です。お客様の組織への理解を世界中のあらゆる場所で実現することで、アイデア、データ、コンテンツの価値を高めます。

当社独自のテクノロジーをはじめ、45件以上のAI特許や、専門知識を持つエキスパートにより、アイデアを迅速に市場に投入し、国境や文化を越えて深い関係を築き、自信を持って新しい市場に参入できるよう組織を後押しします。お客様のビジネスをさらに成長させ、さまざまなチャンスを生む世界へと導くのが当社の役割です。

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