RWS、アフリカでプレゼンスを確立

買収を通じてアフリカに初進出し、40以上のアフリカ言語に対応する専門知識を獲得

Chalfont Saint Peter、英国
10/3/2023 10:00:00 AM
RWS Holdings plc(以下「RWS」)は本日、ケープタウンを拠点とするアフリカ有数の言語サービスプロバイダ、STComms Language Specialists Proprietary Limited(以下「ST Communications」)の買収を発表しました。アフリカに拠点を構え事業を展開することは、RWSにとって重要なマイルストーンです。今後は、40以上のアフリカ言語に対応する現地の人材と専門知識を活用し、お客様のアフリカ市場進出を後押しします。
 
2008年に設立されたST Communicationsは、アフリカをはじめ世界中の企業に幅広いプロフェッショナルな言語ソリューションを提供し、高い評価を得ています。プロジェクトマネージャーと言語品質保証の専門家で構成される同社のチームは、高いスキルを持つアフリカ26か国のリンギストと大規模なネットワークを築き、協力して仕事を進めています。同社は、翻訳、通訳、ソフトウェアテスト、字幕制作、トランスクリエーションなどのローカリゼーションサービスを提供しています。
 
RWSのChief Language OfficerであるMaria Schnellは次のように述べています。「私たちは数年前からST Communicationsと提携しています。お客様の期待を上回ろうとするチームの献身的な取り組みにいつも感銘を受けています。今回の買収は、両社が次のステップに進むための自然な流れであり、継続的な技術革新、ポートフォリオの多様化、世界進出を狙う顧客のサポートという当社の戦略を再確認するものです」
 
ST Communicationsのサービスは、ライフサイエンスや金融サービスから行政、テクノロジー、ゲームまで、さまざまな業界に対応しています。
 
ST CommunicationsのCEO兼創設者、Sharon du Toit氏はこう言います。「アフリカは、現地のオーディエンスとの関わりを求めているグローバル企業にとって、言語面で大きな課題がある地域です。アフリカの言語に関する当社の専門知識は他に類を見ないものであり、世界で最も多様な言語を持つ大陸への進出機会を、世界中のお客様に提供します」
 
また今回の買収は、希少言語に対応するソリューションとテクノロジーの提供というRWSの取り組みをサポートするものでもあります。RWSは今後、RWS Campusを通じて地元の大学と連携し、ネイティブスピーカーと協力して機械学習モデルを微調整しながら、アフリカ言語の機械翻訳エンジンの対応範囲を広げていきます。人材育成を目指すRWS Campusは、世界の700以上の大学に翻訳ツールを無償提供しており、現在アフリカ諸国では16の大学と提携しています。

RWSについて

RWSは、テクノロジーと人間の専門知識を活用するコンテンツソリューション企業です。お客様の組織への理解を世界中のあらゆる場所で実現することで、アイデア、データ、コンテンツの価値を高めます。


当社独自のテクノロジーをはじめ、45件以上のAI特許や、専門知識を持つエキスパートにより、アイデアを迅速に市場に投入し、国境や文化を越えて深い関係を築き、自信を持って新しい市場に参入できるよう組織を後押しします。お客様のビジネスをさらに成長させ、さまざまなチャンスを生む世界へと導くのが当社の役割です。


世界のトップブランド100社のうち80社以上がRWSを信頼してイノベーションを推進し、情報に基づいた意思決定を行い、ブランド体験を形成している理由は、まさにここにあります。


5大陸に60か所以上のグローバル拠点を持つ当社のチームは、あらゆる業界の企業と提携を結んでいます。1958年の設立当初よりイノベーションとともに歩んできたRWSは、英国に本社を置き、AIM、ロンドン証券取引所規制市場に上場しています(RWS.L)。  


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