RWSがPapercupのIPを買収し、クライアント企業向けの次世代AI吹き替えを実現

英国メイデンヘッド
6/26/2025 9:00:00 AM
テクノロジーと人間の専門知識を活用したコンテンツソリューション企業であるRWSは、Papercupの画期的なAI吹き替えテクノロジーの知的財産を買収しました。これは話者のトーン、ペース、感情を忠実に再現する独自の能力で知られています。
この買収は、RWSのテクノロジースタック全体に高度なAIを組み込むという広範な計画における戦略的な一歩です。これにより、複数の形式とチャネルにわたる多言語の動画、音声、コンテンツのローカリゼーションでお客様をサポートする能力をさらに加速できます。
Papercupのテクノロジーは、最先端の音声合成、数千種類におよぶ独自のAI音声、人間の言語専門家が出力を調整するための編集ツールを組み合わせて、役者やアーティストによる人間の吹き替えに匹敵するコントロールと品質の出力を、わずかなコストと納期で提供します。
Benjamin Faes

「Papercupの業界トップクラスのテクノロジーの買収は、あらゆる形態のエンタープライズコンテンツを変換し、企業が世界中の顧客とよりつながりやすくなるようにするという当社の意思を示しています。このハイブリッドAI機能を当社独自のソリューションに統合することで、急成長を遂げているマルチメディア分野における規模と品質の要求に完全に対応できます」

RWS、CEO、Ben Faes

業界リーダーのAI吹き替えパートナー

AIのみの吹き替えツールでは、タイミング、音声の一貫性、話者の識別などの重要な要素が不十分なことが多々ありますが、RWSのハイブリッドアプローチでは、人間が介入することでトーンやペース、正確さを最適化し、スケーラブルでブランドの一貫性を維持した動画吹き替えを実現できます。
RWSの社内リンギスト1,800人と、40,000人以上の言語エキスパートで構成されるグローバルネットワークを活用することで、企業のお客様はコーポレートコミュニケーションやトレーニングからマーケティング、ソーシャルメディア関連のコンテンツに至るまで、従来はローカリゼーションにコストや手間がかかりすぎた動画コンテンツから新たな価値を引き出すことができます。Papercupのテクノロジーは、これからRWSの既存の言語テクノロジースイート(ニューラル機械翻訳のLanguage WeaverやTradosプラットフォームなど)と並んで使用されることになります。

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