Evolveで採用されたアプローチには、次のような興味深いメリットがあります。
お客様もRWSとともに進化(Evolve)
- 翻訳作業はすべて、高品質が求められる大規模な用途向けに最適化されたエンタープライズレベルの専用NMTモデルを使用して行われるとともに、適正な演算処理要件を満たし、総所有コストを削減します。このテクノロジーは、大規模なユーザーコミュニティで使用されており、数百もの民間および公共機関のお客様に導入されています。
- 品質評価モデルは、RWS社内の専門リンギストチームにより、人間が分類した例を使用して調整されています。これにより、モデルのパフォーマンスを調整し、必要に応じて新しい言語に対応できます。
- 自動ポストエディットサービスでは、RWSがホストする小さめの専用LLMを活用します。これにより、LLMのパフォーマンスを調整でき、最高レベルのデータセキュリティの提供、予測可能なコスト構造内での運用が可能になります。また、変化の多いサードパーティ製APIにも対応できます。
- 翻訳、品質評価、ポストエディットの独立した3つのモジュールからソリューションを構築するため、個々のコンポーネントだけでなく、それらの連携についても細かく調整できます。たとえば、Language Weaverでは、目的の結果が得られるまで、評価/編集タスクのループを複数回繰り返せるようになりました。編集タスクが完了すると、訳文が品質評価のために返されます。その結果、不適切と判断された訳文は、再度ポストエディットモジュールに渡されます。2度目のポストエディットでは、原文ドキュメントから追加の状況情報が取り込まれ、より優れた翻訳が生成されます(これまでの当社のテストでは、このループを最大3回繰り返せば、ほとんどの種類のコンテンツで品質、速度、コストの面で最も妥協できる結果が得られています)。
- Evolveは、外部のシステムやワークフローでの翻訳の利用方法に影響を与えないため、従来のMTを使用するすべてのユースケースで使用できます。重要な点として、ローカリゼーションのユースケースで、ある程度の人間の介入がまだ必要な場合(または、多くの規制関連コンテンツのように義務付けられている場合)、Evolveは現在のワークフローにシームレスに統合されるため、人間のリンギストが抱えるポストエディットの負担を軽減できます。
- Language Weaverはすべての自動編集と評価結果を追跡しているため、翻訳/評価/編集のシーケンスの副産物は翻訳エンジンの良質なフィードバック源になります。自動適応型言語ペアは、入力された編集内容を監視し、そこから得た改善点を反映するためにモデルを自動更新します。
お客様もRWSとともに進化(Evolve)
ポストエディットの最適化は、企業のお客様から、翻訳会社、個人リンギストまで、翻訳プロセスに関わるあらゆる人に大きなチャンスをもたらします。自動適応型機械翻訳とLLMを組み合わせると、手動でのポストエディットの負担を最小限に抑え、限られたリソースを付加価値の高い活動に優先的に使用できます。また、人間の介入が最小限に抑えられているユースケース、つまり、市場投入期間やインサイト獲得までの時間が主要促進要因となっているユースケースでも、自動翻訳はますます活用されています。たとえば、法的な電子情報開示、規制コンプライアンス、デジタルフォレンジックに関連する、大量の翻訳が必要なユースケースなどがあります。ローカリゼーションプロセスでは、生産性が大幅に向上し、それがROIの向上につながります。適応型機械翻訳モデルを活用したいが、翻訳済みの素材が十分にないことがネックになっている組織にとっては、Language Weaver Evolveが、翻訳プロセスを導入し、改善の好循環に入る願ってもないきっかけとなります。
進化に加わる方法RWSが実施するこの画期的な新機能のテストにご参加ください。当社は、新しいAIイノベーションは責任をもって市場にもたらすべきだと考えています。つまり、適切な検証や厳格なテストを実施し、セキュリティとデータプライバシーが常に維持されるようにするということです。そのため、ベータプログラムでは、さまざまなお客様とともにLanguage Weaver Evolveを慎重に評価していきます。プログラムへの参加に関心をお持ちの方は、ぜひご登録ください。ただし、参加人数には限りがございます。AIのメリットを確実に享受するためにも、今すぐご連絡ください。

Author
Bart Maczynski
Machine Learning担当VP、Solutions Consulting部門
BartはRWSのMachine Learning担当VPです。
