テクノロジーを駆使した翻訳サービス、コンテンツ管理サービス、知的財産サービスを提供するリーディングプロバイダであるRWSは本日、自動翻訳の先駆的なブランドであるLanguage Weaverの復活を発表しました。Language Weaverは、RWSの言語的専門性とSDLおよびIconicのテクノロジーを1つにした、RWSの機械翻訳プラットフォームを代表するものとなります。
「非常に人気のあったLanguage Weaverブランドを復活でき、大変嬉しく思っています。業界の多くの人が、Language Weaverを忘れないでしょう。技術革新の代名詞とも言えるブランドであり、翻訳の新境地を切り開いています」と、RWSのChief Technology OfficerであるAzad Ootamは述べています。「RWS、SDL、IconicのAIエキスパートやテクノロジーを1つにまとめることで、従来の機械翻訳アプローチよりも優れた世界トップクラスのプラットフォームを構築し、Language Weaver創設者たちの当初のビジョンを刷新しました」
Language Weaverの歴史
Language Weaverは2002年に設立され、機械学習に基づく自動翻訳の新しいアプローチを初めて商品化。その豊かな歴史と最先端のテクノロジーで、翻訳業界の未来を形作りました。2010年にSDLに買収されて、Language Weaverブランドは2015年に廃止され、SDL Machine Translationと名称が変更されました。このテクノロジーは、継続的な投資を経て、統計ベースの機械翻訳からニューラル機械翻訳へと進化し、2,700もの言語ペアでコンテンツを瞬時に翻訳できるようになりました。2020年にはRWSがSDLを買収し、Language Weaverブランドをよみがえらせました。
Language Weaverの機能
機械翻訳(MT)モデルの構築はこれまで、スペシャリストだけのものでした。翻訳者、エンジニア、リサーチャーによる数十年に及ぶコラボレーションが、日常業務にMTを自由に活用できるシンプルなソリューションを生み出しました。Language Weaverプラットフォームを使用して、誰でも翻訳に関するフィードバックをリアルタイムで提供したり、汎用言語モデルを調整したりできます。また、このプラットフォームの裏側では、翻訳品質を向上させる方法が常に探し求められています。RWSのエキスパート科学者とコンサルタントのチームは、複雑な要件を持つ顧客に合わせてカスタマイズしたソリューションを常にアドバイスし、開発を続けています。
このテクノロジーは、大量の多言語コンテンツを扱うビジネスや業界にメリットをもたらします。すでに、数々の組織が複数言語での顧客とのコミュニケーションやコラボレーションのために使用しています。また、公共機関の組織がコンテンツインテリジェンスのために、法律事務所が電子情報開示のために活用しています。Language Weaverは、比類のない拡張性とセキュリティを備えた不可欠のアプリケーションであり、Microsoft Officeからチャットボットやeコマースプラットフォームまで、あらゆるソフトウェアやプラットフォームと統合できます。Language Weaverを既存のワークフローに組み込むことで、時間とコストを節約でき、顧客を保持してビジネスを拡大する新たな機会が組織にもたらされます。
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