テクノロジーを駆使して独自の言語サービス、コンテンツサービス、知的財産サービスを提供するリーディングプロバイダのRWSは、本日、インテリジェントなコンテンツ管理システムTridionの次期メジャーリリースについて発表しました。ウェブコンテンツ、構造化コンテンツ、ヘッドレス配信の機能を1つのソリューションに統合するこのプラットフォームは、コンテンツ需要の高い組織に革新をもたらします。
次期メジャーリリースでは、コンテンツの作成、管理、翻訳、さらに、バイヤージャーニー全体のあらゆるデジタルタッチポイントへの配信をより適切に調整できます。これは、顧客や、社員、パートナーが、自分のデバイスやチャネルで、自国の言語を使用して、一貫性のあるシームレスな体験を得られるようになることを意味します。
「構造化コンテンツの高度なヘッドレス配信は、今日の顧客体験の一部を構成するさまざまなデジタルタッチポイントでビジネスに不可欠な情報を利用できるようにする最適な方法です。このアプローチにより、グローバル企業は、複数の言語やチャネルで世界中の顧客と関わり合う際に課題となる規模と複雑さに対処できます」と、IDCのDigital Experience Strategies担当Research Vice PresidentであるMarci Maddox氏は述べています。
最新バージョンのTridionは、次の機能を備えています。
- ヘッドレス配信:コンテンツコンポーネントに対する細かく調整されたアクセスやヘッドレスコンテンツのセマンティックモデリングなど、他にはない機能により、新しいフロントエンド体験の構築がこれまで以上に容易になり、プラットフォームで管理されるすべての多言語コンテンツに対する透過的なアクセスが実現します。
- コンテンツ検索:Tridionの既存のセマンティックAI機能をベースに、業界または企業固有のタクソノミーに従って情報を自動的にタグ付けし、分類します。さらに、インテリジェントなコンテンツ推奨機能などの強力な追加コンテンツサービスも最初から提供され、情報の見つけやすさと検出率が向上しています。
- コンテンツのセキュリティ:アクセス管理、認証、監査証跡のための機能がさらに進化したTridionは、サイバー脅威に対する高度な保護を実現し、規制当局からの高まるプレッシャーに対応できるようサポートします。
- ユーザー体験とワークフロー:Tridionのユーザーインターフェイスは、ユーザーのニーズの変化に基づき簡素化され、ユーザーの日常タスクに合わせて調整されます。これが、ウェブコンテンツと長文の構造化コンテンツの両方の生産性に直接反映されます。
- コンテンツのグローバル化:事業を世界中に展開すると、運営上のさまざまな課題に直面します。RWSの翻訳テクノロジーに統合され、さらに効率化された翻訳ワークフローにより市場投入期間の短縮とコスト削減が実現します。
- システムパフォーマンス:重要な技術的特徴でありながら軽視されがちですが、数万ものコンテンツアイテムを扱う場合は特に、スピードが最重要事項になります。Tridionは、急速に増加するデータセットに対応するため、さまざまなパフォーマンスの向上を実現しています。
「Tridionは、多言語の構造化コンテンツ管理機能とウェブコンテンツ管理機能を融合すると同時に、さまざまな業界における非構造化コンテンツから構造化コンテンツへの移行をサポートする、業界屈指のシステムです。自動的な情報拡充機能と組み合わせ、セマンティック検索や推奨機能を通じ、情報の価値を幅広い範囲で最大限に活用することで、競合他社にはない独自の差別化要因を市場にもたらすことができます」と、TridionのGeneral ManagerであるAlex Abeyは述べています。
今回は、
Tridion Docs 15と
Tridion Sites 10をリリースします。このリリースには、Tridion Dynamic Experience Delivery(DXD)の更新バージョンと、構造化コンテンツ制作用の
Fontoの新しい組み込みバージョンが含まれています。新しいTridionプラットフォームは、2023年7月にリリース予定です。