ANA、世界シェア拡大へSDLとともにグローバル化を加速

多言語ウェブサイト開発のサポートにSDL WorldServerを採用

Maidenhead, U.K.
6/8/2017 7:38:35 AM

米国マサチューセッツ州ウェイクフィールド、英国メイデンヘッド – 2017年5月18日 – SDL(LSE:SDL)は本日、日本最大の航空会社である全日本空輸(ANA)が、グローバル展開戦略のサポートと新規顧客獲得に向け、SDL WorldServerを採用し、成果をあげていることを発表しました

著しい飽和状態にある日本市場ですでに確固たる地位を築いていたANAは、国際線の拡張と北米市場および急成長中のアジア市場に戦略的に注力することを決定しました。そこで必要になったのが、さまざまなデバイスを通じて幅広い顧客と母国語でコミュニケーションできるようサポートし、さらには、新たなキャンペーンやサービスの提供を迅速に開始できる柔軟性も備えたプラットフォームでした。  

ANAは、SDL WorldServerの導入後、迅速でコスト効率に優れた翻訳プロセスを通じて業務効率の大幅な向上を実現し、2016年末の時点で、46か国、12言語に対応した25のウェブサイトを公開しています。 

「SDLとの連携により、ローカリゼーションの効率化が実現し、当社のグローバル化が加速しています。SDLの頼れる翻訳サポートのおかげで、各国の現場のマーケターは翻訳に時間を取られることなく、現地のキャンペーンに専念できるようになりました」と、ANAマーケティング室マーケットコミュニケーション部デジタルマーケティングチーム、マネージャーの石川圭太氏は語ります。 

SDLとの提携以降、顧客ロイヤルティも向上しており、海外顧客からのANAマイレージクラブ会員の登録数が150%もアップしています。また現在、ANAのウェブサイトの海外閲覧者数が毎月130万人に達しており、そのうち80%が日本語以外を選択しています。

同社は、既存のコンテンツ管理システムをSDLの優れたテクノロジーと統合することで、ウェブサイトなどのデジタル資産すべてを対象とした、一元化されたローカリゼーションプロセスを実現しました。また、SDL WorldServerの用語集管理機能と翻訳メモリ機能により、ローカル言語コンテンツの品質と一貫性の維持も達成しています。

「ANAのグローバル進出をサポートでき、大変光栄です」と、SDLのCEOであるAdolfo Hernandezは述べます。「高品質なローカライズ済みコンテンツは、新規市場で顧客関係の構築を目指すあらゆる企業にとって必要不可欠です。今後も、ANAのグローバル展開に合わせて、対象国の文化に沿うようコンテンツを調整しながら、戦略をサポートしていきたいと考えています」

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