SDL、国境なき翻訳者団のスポンサーシップについて発表

このパートナーシップにより、危機的状況の中で人命にかかわる情報を提供する慈善活動をサポート

Maidenhead, U.K.
3/20/2017 7:38:35 AM
米国マサチューセッツ州ウェイクフィールド、英国メイデンヘッド 2017年2月22日 – SDL(LSE:SDL)は、国境なき翻訳者団のゴールドスポンサーとして、今後も人道支援を目的とした翻訳を世界中のより多くの人々に提供できるようサポートしていくことを発表しました。

国境なき翻訳者団(TWB)」は、人命にかかわる可能性の高い重要な情報を当事者の言語で提供するため、非営利組織とプロの翻訳者コミュニティをつなげ、各言語の翻訳能力を育成し、言語障壁の認知度を高めることに尽力しています。TWBは2011年以降、危機的状況にある地域で救援、健康、教育に関する情報を、190を超える言語ペアで4,000万ワード以上翻訳してきました。緊急事態に対応するため独自のWords of Reliefモデルを採用し、パートナーとの連携によって、欧州の難民危機、エボラ危機、ネパール地震などで被害に遭った人々に適切な言語で重要な情報を提供しています。Words of Reliefは、危機対応支援者と被害者の言語が異なる場合に、より円滑にコミュニケーションを図れるようにするものです。

スポンサーによる経済的支援は、同組織の維持と発展に欠かせません。国境なき翻訳者団のExecutive DirectorであるAimee Ansari氏は次のように語っています。「活動していく中で、計り知れないニーズがあることに気付きました。貧困国の人々は、自分の言語で世界の情報に触れることができる必要があるのです。

UNICEFによると、病気よりも情報不足のために死亡する人のほうが多いといいます。貧困国の人々は、理解できる言語で世界の情報に触れることができないだけなのです。モバイルテクノロジーはより多くの人々に情報を提供できますが、最後に必要になるのが言語の架け橋です。国境なき翻訳者団は、本当に必要とされているサポートを多種多様なツールやプログラムを通じて提供し、より多くの人々が理解できる言語で必要な情報にアクセスできるようにします」

SDL基金のChairmanであるAlastair Gordonは次のように述べています。「理解の促進はSDLの主要なミッションです。この分野で大きく活躍している『国境なき翻訳者団』を引き続き支援でき、大変光栄に思います。危機的状況の中、適切な言語で情報を得られることで状況が一変することもあるのです」

Aimee Ansari氏はさらに次のように述べています。「SDLのサポートに非常に感謝しています。世界中で人道支援活動をサポートするうえで、私たちにとって欠かせないものです」

SDLは、引き続きスポンサーとして国境なき翻訳者団をサポートできることを光栄に思います。
 

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