テクノロジーを駆使した言語サービス、コンテンツサービス、知的財産サービスのリーディングプロバイダであるRWSは本日、グローバル理解の実現に積極的に取り組むことを目的とした慈善信託、RWS基金の設立を発表しました。
RWS基金のIndependent ChairであるDavid Shrimptonは、次のように述べています。「新たな目的はシンプルです。私たちは、世界中の人々、組織、慈善団体と協力し、言語の壁を取り払い、社会にプラスの影響を持続的にもたらす分野で成長していきたいと考えています。そこで、2023年の最初の寄付先にCLEAR Globalを選びました」
RWS基金は、CLEAR Globalのサファイアスポンサーとして、多くの重要な人道支援活動を通じ、CLEAR Globalをサポートします。CLEAR Globalは、話す言語に関係なく世界中の人々が重要な情報にアクセスしたり声を聞いてもらったりすることが可能になるよう活動しています。継続的なサポートには、重要なコンテンツの翻訳・ローカライズ・レビュー、大規模プロジェクトの管理、翻訳者やメンバーのトレーニング、最高の翻訳水準を維持するためのデータ分析などが含まれます。
CLEAR GlobalのCEOであるAimee Ansari氏は、次のように述べています。「RWS基金のサポートに非常に感謝しています。主流から取り残された言語を話す人々は、重要な情報を自分の言語で得られないことがよくあります。私たちのビジョンは、このような人々が理解され、日常生活に必要な情報を得られるようにすることです。RWS基金は、当社のビジョンに寄り添ってくれます。世界中の人々の理解を深めようとしている私たちは、RWS基金のサポートを嬉しく思っています」
RWS基金は、RWS Campus(グローバルな大学プログラム)や英国のマンチェスター大学とのRWS奨学金プログラムなど、学校・大学とのパートナーシッププログラムを通じ、外国語学習の積極的な推進も行っています。2019年以降、RWSブロード奨学金プログラムで50名以上の語学学生を支援してきました。
RWS基金の受託者は、慈善団体の最善の利益のために活動し、資産が適切に管理され、RWS基金の目的に沿ってのみ使用されるようにします。RWS基金の受益者は、3つの分野を広く対象として取り組みます。言語とコンテンツの変革、多様性・平等・包括性、質の高い教育です。また、RWS基金は、RWSのグローバルな規模とリーチを活かし、RWS、個人、パートナーを問わず援助者とボランティアの慈善活動や人道支援活動をサポートする方法も提供します。
CLEAR Globalについて
CLEAR Globalは、話す言語に関係なく人々が重要な情報を得たり声を聞いてもらったりすることが可能になるよう支援する米国の非営利団体です。革新的な言語テクノロジーソリューション、調査、10万人を超える言語ボランティアコミュニティを通じ、世界中のさまざまな状況で活動するパートナー組織をサポートしています。言語の壁を超えた世界を目指し、グローバルコミュニケーションと情報アクセスの改善に取り組みます。