Fonto Integrated Authoring Platformで医薬コンテンツ制作プロセスを変革

大手製薬会社との連携で開発された最新のイノベーションにより、コンテンツの制作、レビュー、公開、薬事申請が大幅に簡素化されます

Chalfont Saint Peter、英国
3/13/2024 10:00:00 AM

テクノロジーを駆使した言語、コンテンツ、知的財産ソリューションのリーディングプロバイダであるRWSは、Fonto Integrated Authoring Platform(IAP)のリリースを発表しました。これは、製薬業界におけるドキュメントの作成およびパブリッシングプロセスを効率化するよう設計された画期的なソリューションです。

Fontoは、薬事申請や新薬申請などの重要なビジネスドキュメントの起草、編集、レビューを、複雑で時間のかかる作業から、容易で効率的なプロセスに変えます。Microsoft Wordに似た使いやすいインターフェイスを使用して一元的に共同作業を行うことができ、ドキュメント制作のスピードと品質が向上します。

「重要なドキュメントの体裁を整えるには、通常10~15時間かかりますが、今では約5時間で同じ結果を得られます」と、大手製薬会社のメディカルライターは語ります。

FontoのManaging DirectorであるJan Benedictusは次のように述べます。「Fonto IAPが発売に至り、嬉しく思います。このテクノロジーは、当社の製薬業界のお客様とFontoチームおよびTridionチームの緊密な連携から誕生しました。コンテンツ制作に厳しい要求が伴う規制対象企業にとって、画期的なテクノロジーです」

Fonto IAPは外部データソースとシームレスに統合し、作業ドキュメントの作成を自動化します。また、テンプレートや標準化を通じてコンテンツの一貫性を確保し、すべてのドキュメントが確実に規制要件に準拠するようにします。

「当社は毎年5種類の新製品を発売しており、製品数は増える一方です。当社の科学者たちは、新薬を申請するたび、コンテンツやデータの収集、再入力、変更、挿入、書式設定など、自動化可能な作業に800日間を費やしていました。このようなプロセスを迅速化し、コストのかかる手作業を削減する必要があり、Fonto IAPを導入したのです」と、大手製薬会社のデジタル変革プログラムリーダーは述べています。

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編集者の方へ:

Fonto IAPは、幅広いユースケースやドキュメントの種類をサポートするよう設計されています。これには、臨床プロトコルやレポート、インフォームドコンセントフォーム、品質保証ドキュメント、化学・製造・管理(CMC)、電子化コモンテクニカルドキュメント(eCTD)セクション2および3、構造化製品ラベル(SPL)、電子製品情報(ePI)の作成と管理が含まれます。

Fonto IAPは、ドキュメントの種類や関連プロセスが以下の特性を1つ以上備えている組織で特に有用です。

  • 他のドキュメントと共有または重複している部分が多いドキュメントのバリエーションが複数ある
  • ドキュメントが高度にテンプレート化されていて、表形式やグラフ形式のデータが大量に存在する
  • ドキュメントの制作、レビュー、確認、維持に高度な手作業が必要である
  • 基盤となるプロセスが、ドキュメント中心からデータ中心に移行すると予想される
  • FontoとTridionは、RWSの構造化コンテンツ制作およびコンテンツ管理ポートフォリオの一部です。

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