
RWSの経営陣
Group Chief Executive Officer
Benjamin Faes
Ben Faesは、RWSのGroup Chief Executive Officerです。デジタル変革の指揮とテクノロジーによるビジネス拡大における25年以上の経験を持ち、収益性の高い成長の推進、革新的な市場投入モデルの構築、高業績の国際チームの育成において優れた実績を誇ります。
RWSに参画する前は、テクノロジー部門とビジネスサービス部門で上級管理職を務めていました。AOLでフランスのManaging Directorに昇進したあと、2008年にAlphabetに移籍してヨーロッパでのYouTubeの収益化を先導。その後、EMEA地域全体で複数のGoogleビジネスを指揮し、南ヨーロッパおよび新興市場向けのGoogle CloudのManaging Directorを務めました。2021年にはWebhelpの英国CEOに就任し、Concentrixによる買収後、Concentrix Catalystでグローバルな変革とテクノロジーイニシアチブを主導しました。
Benはエグゼクティブとしてのキャリア以外にも、芸術や文化に情熱を注いでおり、美術館や文化活動の支援も精力的に行っています。ロンドンを拠点に活動する彼は、多忙な仕事の中でもランニングやサイクリング、旅行を楽しみ、3人の子供たちと一緒に世界を探検する時間を大切にしています。
Chief Financial Officer
Candida Davies
Candida(Candy)Daviesは、2022年10月にChief Financial OfficerとしてRWSに入社し、グループの財務部門全般を統括しています。
25年以上の経験を持つ優れたリーダーであるCandyは、財務、戦略、ビジネス変革における深い専門知識と、重要な企業間取引の遂行および取りまとめにおける豊富な国際経験を備えています。
最近まで、オランダに拠点を置く医療テクノロジーの複合企業Royal PhilipsのPersonal Health部門でHead of Financeを務め、特にGroup Innovation and Strategy部門の支援に力を入れていました。商業面と運営面を率いる豊富な経験を持っており、市場の革新や新しいビジネスモデルとソリューションの推進において重要な役割を果たし、患者体験および消費者体験の向上、医療成果の改善、持続可能なパフォーマンスの実現を支援しました。
それ以前は、Reckitt Benckiserで8年間勤務し、SVP Group Controllerと、Hygiene and Home事業部門のEuropean Finance Directorを務めました。また、KPMG International Ltdで公認会計士の資格を取得後、米国の製薬会社Eli Lilly&Coで12年間勤務していました。
ブリストル大学を卒業し、数理工学の学士号(優等学位)を取得しています。プライベートでは、ハイキング、テニス、旅行、家族や友人との時間を楽しんでいます。
Strategy and Corporate Affairs部門Executive Vice President
Joseph Ayala
Josephは、Strategy and Corporate Affairs部門Executive Vice Presidentであり、戦略、投資家向け広報、および当社のグローバルなM&A活動を担当しています。
Josephは、テクノロジーを活用したサービス企業の上級管理職として14年間の経験を有しています。直近の経歴では、Webhelp(創業者であるOlivier Duha氏/Frédéric Jousset氏、およびCharterhouse、KKR、Groupe Bruxelles Lambertなどの後継ファンドが所有)で企業開発を担当し、2015年から2023年にかけて買収・構築戦略を成功させ、NASDAQ上場企業であるConcentrixとの合併も実現しました。また、Travelex(創業者であるSir Lloyd Dorfman氏とApaxが所有)でも企業開発の責任者として、2010年から2015年にかけての同社の再建戦略の成功に貢献しました。
それ以前は、BZW、Credit Suisse、Hawkpointに14年間勤務し、国際的なM&Aや株式/借入による資金調達に関して、さまざまな業界の上場・非上場企業にアドバイスを提供していました。
オックスフォード大学で物理学と哲学の学士号(優等学位)を取得し、英国、フランス、そして母国グアテマラで生活、研究、就業していた経験があるため、英語、フランス語、スペイン語に堪能です。
仕事以外では、ワインの熱心な愛好家で、本格的なハイキングを楽しんだり、ボクシングの練習に励んだりしています。また、スタンフォードブリッジの常連でもあり、シーズンチケットを20年以上にわたって購入し続けています。
Go-to-Market、Go-to-Market
Jérôme Grateau
Jérômeは、2025年4月にGo-To-Market部門のExecutive Vice PresidentとしてRWSに加わり、商業業務の再定義と運営を担当しています。グローバルビジネスの拡大、変革の推進、営業・パートナーシップ・顧客の成功をもたらす高業績チームの構築に関して、幅広い専門知識を持っています。
非常に経験豊富なビジネスリーダーであるJérômeは、テクノロジー分野とSaaS分野で25年以上にわたり上級職を歴任してきました。EvidenでChief Operating Officer、MapboxでChief Revenue Officerを務め、そのさらに前はGoogleに15年間在籍し、同社のAdTech事業のグローバル展開をサポートしました。最後の4年間はGoogle Cloud内でEMEAのGoogle Workspace担当Managing Directorを務めました。彼のキャリアを形作っているのは、戦略的ビジョンと業務効率化を組み合わせ、一貫して収益性の高い成長と持続的な顧客価値を提供する能力です。
JérômeはMcKinsey & Companyでキャリアをスタートし、テクノロジー分野でのリーダーシップの基盤となる強力な問題解決能力と戦略的スキルを身につけました。また、フランス、イギリス、米国に赴任し、多様な市場で国際的なチームやビジネスを率いる経験を積んできました。
仕事以外では、フランスにルーツを持つJérômeと、メキシコ系の妻、そして4人の子供たちと豊かな多文化生活を送っており、旅行や世界の料理を楽しんだり、歴史や地政学に情熱を燃やしたりしています。
Content Technology(Generate)、CEO
John Harrington
Johnは2025年10月1日に、Generateセグメントの一部であるContent Technology部門のCEOに就任しました。RWSのコンテンツテクノロジーポートフォリオのビジョン、戦略、実行の設定を担当し、お客様と緊密に連携して次世代のエンタープライズナレッジ管理ソリューションを提供しています。
20年近くにわたるリーダーシップ経験を持つJohnは、規制の厳しい業界におけるソフトウェア開発、ナレッジ管理、デジタル変革に関する深い専門知識を有しています。そのキャリアは、製品イノベーション、顧客エンゲージメント、運用、グローバルビジネスの拡大にまで及び、企業や政府機関のお客様の変化するニーズに対応しています。
現在の役職に就く前は、テクノロジーを通じて複雑な法律、立法、規制プロセスを簡素化するグローバルリーダー、Propylon(2023年にRWSが買収)のChief Executive Officerを務めていました。2005年にPropylonに参画後、Chief Operations Officerを含む複数のリーダーシップ職を歴任し、2012年にCEOに就任しました。彼のリーダーシップの下、PropylonはGreat Place To Workによって、アイルランドの「働きがい認定企業」として再び認められました。
Johnは通信部門でキャリアをスタートし、ヨーロッパと米国の事業者向けに利益創出および請求プラットフォームを開発しました。この初期の経験は、複雑で要求の厳しい環境での成長とコンプライアンスをサポートする、スケーラブルなシステムを構築するための強固な基盤となりました。
ダブリン大学トリニティカレッジでビジネス情報テクノロジーの学位を取得しており、立法および規制分野におけるデジタル変革の議論に多数貢献しています。
余暇には読書やランニングを楽しみ、世界最古のスポーツの1つであるハーリングのニュースもチェックしています。
General Counsel兼Company Secretary
Jane Hyde
Janeは、2022年10月にGeneral Counsel兼Company SecretaryとしてRWSに入社し、グループの法務部門、ガバナンス部門、コンプライアンス部門の全責任を担っています。また、将来の成長戦略の目標をサポートするために、会社のリスク管理能力も監督しています。
Janeは、経験豊富なGeneral Counsel兼Company Secretaryとして、上場企業に助言してきた素晴らしい実績を備えています。個人開業の弁護士と社内弁護士の両方の役割を果たすとともに、国際的な組織で商業分野やコンプライアンス分野も担当しています。
以前は、De La Rue plcのGeneral Counsel兼Company Secretaryとして、法務とコーポレートガバナンスに関する問題全般と、企業倫理、リスク管理を監督していました。また、FTSE 250企業のHikma Pharmaceuticals plcでHead of CorporateとEuropean Legalを6年間務めました。それ以前は、Nomura InternationalのInvestment Banking Compliance部門を統括し、JP Morgan Cazenoveではコーポレートブローキングとコーポレートファイナンスを担当していました。
オックスフォード大学で法律学の学士号(優等学位)を取得した後、Freshfields Bruckhaus DeringerのCorporate部門で事務弁護士のトレーニングを受け、資格を取得しました。余暇には、テニスやランニング、ワインテイスティングを楽しんでいます。
TrainAI(Generate)、CEO
Vasagi Kothandapani
Vasagiは、RWSのGenerateセグメント内のAIデータサービス事業であるTrainAIのCEOです。部門のグローバルな損益、成長、イノベーション計画に関する全責任を負い、全体的な戦略的リーダーシップと方向性を示します。CEOとしてTrainAIの長期的なビジョンと業務効率化を推進し、RWSが信頼性の高い大規模なAIデータソリューションを世界有数のテクノロジー企業に提供できるようにしています。
Vasagiは28年以上にわたるグローバルな経験を持ち、テクノロジーコンサルティング、プロフェッショナルサービス、AIデータ業界全体で変革をリードしてきた実績があります。これまでに、ビジネスモデルの進化、デジタル変革、AIによる運用の拡大を通じて組織を成功に導いてきました。そのキャリアは、戦略的な計画と実行、ビジネス開発、顧客関係のリーダーシップ、エンジニアリング管理に及び、企業の成長に関する総合的な視点をもたらしています。VasagiはAIデータサービスのソートリーダーであり、人間介入型AIの未来やデータ品質、責任あるAIの導入について頻繁に対話を行っています。
RWSに参画する前は、Appenで上級管理職を務め、同社最大規模のグローバルAIデータサービスポートフォリオの1つを管理していました。また、Cognizant Technology Solutions、CoreLogicでの勤務経験もあります。Cognizantでは、銀行および金融サービス業務を専門とし、戦略的なフィンテックと銀行口座を管理していました。CoreLogicでは、大規模なデータおよび分析プラットフォームにおける製品開発とエンジニアリング管理に注力し、世界的な金融機関や企業の意思決定を支援するソリューションを提供していました。
クベンプ大学で情報技術の修士号、テキサス大学で人工知能に関する大学院修了証明書を取得しています。また、MIT、ハーバード、HBS Onlineでデータサイエンス、ソフトウェアアーキテクチャ、サイバーセキュリティ、ビジネス戦略に関する複数の上級認定を取得しています。
Vasagiは勤勉な職業人である以外に、熱心な読書家であり、料理も楽しんでいます。十代の娘や夫とともに屋外で過ごす時間を大切にしています。
Protect、CEO
James Lacey
Jamesは、ProtectのCEOとして、2025年10月にエグゼクティブチームに加わりました。Protectの戦略的方向性、リーダーシップ、成長の全体的な監督の責務を負い、IPライフサイクル全体にわたって価値を高めるため、特許事務所や企業の知的財産部門を支援することに重点を置いています。
Jamesは、IP業界で20年以上の経験を持ち、グローバルチームを率いて、世界トップクラスの特許出願企業や特許事務所にサービスを提供してきました。商標を専門とするCPA GlobalでIPのキャリアをスタートし、CPA Globalの中核である特許年金管理事業において、複数地域にわたるサービス提供を統括する上級管理職に就任しました。2018年には家族とともに香港に移住し、そこで4年間にわたって主要なAPAC市場の拡大と成長に取り組みました。RWSに参画する前は、Clarivateの特許年金管理事業のVice Presidentを務めていました。
IP業界に関する詳細な知識、グローバルチームを率いた実績、お客様の要件に対する深い理解により、IPライフサイクル全体にわたって市場をリードするソリューションの開発や業務効率化の推進を実現し、お客様に利益をもたらしてきました。世界の多様なIP市場を理解し、現地に最適なIPソリューションを提供できる能力こそ、彼の強みです。
Jamesはプリマス大学でビジネス学の学位を取得しています。
仕事以外では、妻と2人の息子と一緒に旅行に出かけ、新しい文化を体験するのが楽しみです。また、アマチュアチームでサッカーをしたり、テムズ川沿いをランニングしたり、庭の手入れをするなどしてアクティブに過ごしています。日曜には朝早くから湿ったフィールドに立って、息子のサッカーチームのコーチをしていることもあります!
NASA(Transform)、CEO
Mark Lawyer
Markは、2024年8月にエグゼクティブチームに加わりました。NASA地域(Transform)のCEOを務め、戦略的コンテンツソリューションの販売およびお客様への提供全般を統括しています。
エンタープライズソフトウェアおよびサービス分野で20年以上の経験を持ち、フォーチュン500の大手企業とのコラボレーションやソリューション開発に携わってきました。
以前はRWSのLinguistic AI部門とRegulated Industries部門のPresidentを務め、優秀なチームを編成・統率し、最先端のAIテクノロジーによってお客様の言語・コンテンツ変革に伴う課題克服に専心してきた実績があります。ニューヨークを拠点とし、コミュニケーションおよび国際ビジネスの学位を取得しており、人、テクノロジー、プラスの変化に情熱を注いでいます。
余暇にはウォータースポーツやウィンタースポーツを楽しんでいますが、子供たちに追い抜かれてしまうこともしばしばです。
EMEA&APAC(Transform)、CEO
Amanda Newton
Amandaは、2023年にエグゼクティブチームに加わりました。EMEA&APAC(Transform)部門のCEOを務め、これら2つの地域における戦略的コンテンツソリューションの販売およびお客様への提供全般を統括しています。
Amandaはローカリゼーション業界で20年以上の経験があります。2000年に翻訳プロジェクトマネージャーとしてキャリアをスタートし、その後、Global Project Management OfficeのVice Presidentに就任。2022年に、RWSのStrategic Solutions GroupのExecutive Vice Presidentに任命されました。RWS入社以前は、メキシコでスペイン語から英語への翻訳者として従事し、その後プロジェクトマネージャーとしてAT&T社に入社しました。
最も要求の厳しい環境での業務経験と、長期にわたる顧客関係を維持してきた実績を活かし、世界中の顧客との関わりを求める企業にとって非常に効果的な戦略を策定することができます。
リバプール大学で言語学の学士号、ニューカッスル大学でITの大学院学位、さらにプロジェクトマネジメント協会で資格を取得しています。
スポーツが大好きな2人の娘の母親でもあるAmandaは、ほぼ毎週末、国内外のダイビング大会で娘たちを応援したり、ダイビングのイベントでボランティア活動をしたりしています。
Chief Language Officer
Maria Schnell
Mariaは、Language eXperience Deliveryプラットフォーム部門の責任者として、顧客対応チームを対象にローカリゼーションと制作の全プロセスを監督しています。
ローカリゼーションでは15年以上に及ぶ経験があり、比類ない水準の専門知識を備えています。ランゲージデリバリーチームの日々の業務を推進するだけでなく、機械が主導し人が最適化する、データに基づくローカリゼーションプロセスに向けたRWSの変革を陣頭指揮しています。
大学卒業後、ローカリゼーションプロジェクトマネージャーとしてSDL(2020年にRWSが買収)に入社しました。2010年にリーダーの職務を初めて担い、ドイツのオペレーションチームとコマーシャルチームを率いました。5年後、オペレーション側に異動し、ヨーロッパ全体の制作チームを率いて、やがて世界全体の制作チームのリーダーとなりました。
ハイデルベルグ大学で翻訳の学士号を取得しています。余暇には料理を楽しみ、家族と過ごしています。
Chief Product and Technology Officer
Christina Scott
Christinaは、2025年5月にChief Product and Technology OfficerとしてRWSに加わり、当社のグローバルな製品およびテクノロジー戦略を主導しながら、イノベーション計画の策定や、スケーラブルで市場をリードするソリューションの提供にも力を注いでいます。
また、複雑なテクノロジー、デジタル製品、データソリューションのすべてにわたって収益成長とコスト最適化を実現した実績のある経験豊富な上級管理職であり、大規模なデジタル変革や変更プログラムを実施している優良企業、未上場企業、スタートアップ企業での25年以上にわたる勤務経験があります。
RWS入社以前は、不妊治療のスタートアップ企業でChief Operating Officer兼Adviserを務め、OVO EnergyではChief Product and Technology Officerとしてテクノロジー、製品、データ全般にわたる責任を担うなど、さまざまな戦略的役職を歴任しました。
さらに、News UKではChief Technology Officerとして、新しいデジタル製品と配信機能を提供し、収益源を改善するためのデータ戦略を策定。News Corpでは副CTOとして、グローバルな最新テクノロジー業務を担当し、組織全体にわたるグローバルなテクノロジー変更とイノベーションプログラムの実装に貢献しました。また、Financial TimesではChief Product and Information Officerとして、新しいデジタルファースト戦略を導入し、新しいデータ、コンテンツ、サブスクリプションプラットフォームを提供して、大幅なビジネスコスト削減を実現しました。PearsonとBBCでも上級管理職を務めた経験があるほか、現在はWhich?のNon-executive Directorも務めています。
ロンドン大学(バークベック)で経営および組織分析学の修士号を取得し、ニューカッスル大学で機械・材料・製造工学の優等学士号を取得しています。
余暇には、庭の手入れ、犬の散歩、友人との飲み会や観劇などを楽しんでいます。新しい場所を旅行したり散策したりすることが大好きです。また、3人の息子がいるので、競技場のピッチのサイドラインで子供たちを見守る姿もよく見られます。
Chief People Officer
Jacqui Taylor
Jacquiは、2024年10月にChief People Officerに任命され、RWSのグローバル人事戦略(グローバル人材獲得、リーダーシップ育成、同僚のエンゲージメントと多様性、公平性、包括性、帰属意識など)を担当しています。RWSの価値観のアンバサダーであり、同僚が多様性に富んだグローバルチームの一員として最高の力を発揮する機会を得られる環境を育んでいます。
国際的な専門知識を備えたビジネス志向の人材リーダーである彼女は、多様で急速に変化する環境において、優れた人事戦略を策定し、高い成果をあげています。また、人々の問題に助言し、プラスのビジネス成果をもたらす創造的なソリューションを開発することに情熱を注いでいます。
彼女は、電子機器、建設、レンタルサービス、試験、検査、認定など、さまざまな業界における25年以上の経験を持っています。RWS入社以前は、EDM GroupでGroup Chief Human Resources Officerを、Sherwin-Williams and Exova Group LimitedではHR Directorを務めていました。
余暇には家族との時間を楽しみ、愛するペットの猫3匹と馬1頭の世話に忙しくしています。