SDL(LSE:SDL)は本日、Lifeplusが事業展開している50か国7言語のマーケティング資料の管理とローカライズのために中小規模企業(SMB)向けSDL Managed TranslationとSDL Translation Management System(TMS)を導入したことを発表しました。
Lifeplusは、個人の在宅販売員を対象に高品質の栄養補助食品やオーガニックスキンケア製品を供給するリファーラルマーケティング企業です。同社はコンテンツを英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、日本語で提供しています。
Lifeplusは、SDLと提携する以前は、翻訳要件を満たすために複数の翻訳会社や個人翻訳者などいくつもの翻訳サービスを利用していました。事業の急成長に伴い、翻訳が場当たり的な作業になり、品質、一貫性、市場投入期間において課題が生じるようになりました。翻訳プロジェクトの管理にかかる時間とコストの増加という悪循環に陥り、管理全般を大きく改善する必要がありました。そこで選択したのが、あらゆるマーケティング資産のプロフェッショナルなローカリゼーションと翻訳の迅速な管理を可能にする、SDL Managed TranslationとSDL TMSの組み合わせです。SDLと提携して以来、Lifeplusには次のようなメリットがもたらされています。
- コンテンツ、ブランディング、コストの管理を強化
- ビジネスのニーズや規模の変化を適切に予測して解釈
- SDLの翻訳メモリの活用によってワード単価を下げ、グローバルマーケティングコンテンツの翻訳コストを削減
LifeplusのSenior Customer Marketing ManagerであるFaye Elmore氏は次のように述べています。「SDLとのパートナーシップにより、コストを瞬時に把握できるようになっただけでなく、管理時間が大幅に短縮され、プロセスも簡素化できました。SDLは翻訳の品質を非常に重視しているため、まさに翻訳対象コンテンツの本質を捉えることができました。SDLの仕事の質が当社の業務にもたらした価値は過小評価できません」
SDLのChief Revenue OfficerであるThomas Labartheは次のように述べています。「Lifeplusは、真のグローバルユーザーを対象にしている意欲的な企業です。国際対応にはさまざまな言語的課題がつきものです。大きな違いを生み出しているブランドと連携できるのは非常に光栄です。今後も、Lifeplusの顧客対応がさらに向上するようサポートしていきたいと思っております」
Lifeplusは、SMB向けSDL Managed Translationにより、ISO9001認証基準の品質を確保している各地域の翻訳者15,000人以上にオンラインで瞬時にアクセスできるようになりました。SDL TMSにより、翻訳プロセス全体を管理できるようになりました。さらに、コンテンツの管理を回復するために、すべての翻訳作業を1つの効率的なプロセスにまとめ、場当たり的な手作業を排除しました。また、優れた翻訳メモリ、用語集管理機能、カスタマイズ可能なワークフローを活用し、翻訳コストを最大50%削減しています。SDLの翻訳エキスパートチームも、校正やテープ起こしなどのサービスを提供して同社のコンテンツ制作チームをサポートしています。