SDL(LSE:SDL)は本日、ミレニアルズ世代が求めるブランドとの関係についてと顧客の購入体験を通して製品の技術的なコンテンツに即座にアクセスできることの価値について取り上げたレポートを公開しました。
SDLのレポート「Making Your Content Connect with the Next Generation(次世代とつながるコンテンツ)」によると、ミレニアルズ世代はオンラインで製品を購入する前に41%の人がオンラインチュートリアルを積極的に検索し、33%が技術に関するQ&Aドキュメントやマニュアルを検索しています。さらに、購入を完了する前に29%がユーザーコミュニティの規模、活発さ、人気を把握しようとしています。
この調査結果は、製品関連コンテンツを提供する企業に対するミレニアルズ世代のロイヤルティが高いことも示しています。ほぼ4分の3(72%)が製品の印象は製品情報に左右されると認め、71%が高品質な技術情報へのアクセスを提供しているブランドを進んで勧めると回答しています。
SDLのProduct Marketing部門DirectorであるArjen van den Akkerは次のように述べます。「ミレニアルズ世代はデジタルが普及した環境で育ち、欲しい情報に即座にアクセスできることが当たり前になっています。紙のマニュアルをパラパラめくるなんて考えませんし、PDFをダウンロードするつもりさえありません。ですからブランドは、高品質なテクニカルコンテンツを多言語で作成して複数の形式で配信し、適切に検索され、簡単にアクセスできるようにする必要があります。それには、コンテンツの作成、管理、配信の方法を進化・向上させ、顧客との新たな関係をサポートしなければなりません」
このレポートでは、ミレニアルズ世代が求めるブランドとの関係とコンテンツの配信方法についても注目しています。当然のことながら、ミレニアルズ世代はさまざまなデバイス、形式、チャネルで製品情報にアクセスしたいと考えています。66%がインタラクティブなコンテンツを高く評価し、67%が自分の嗜好や検索行動に合わせてパーソナライズされたコンテンツを求めています。また、65%が自分の個人的な状況を加味したコンテンツも高く評価しています。
ブランドは、詳細な製品コンテンツやテクニカルドキュメントの作成、管理、配信を広範囲で簡素化することで、高品質な技術情報に対するこのような需要に対応できます。SDL Tridion DXは、構造化コンテンツ管理(CCMS)、ウェブコンテンツ管理(WCM)、翻訳テクノロジーの粋を集めたものです。マニュアル、データシート、ドキュメントなどのテクニカルコンテンツの作成と管理をサポートし、レビュープロセス全体を通じてチームの連携を高めます。これによってコンテンツの作成と配信を管理すると、ブランドと関係を築こうとするミレニアルズ世代に、ウェブサイトや好みのチャネル/デジタルデバイスから高品質なテクニカルコンテンツに迅速にアクセスできる環境を提供することが可能になります。