TridionアナリストによるCMS分析レポート

Wali Naderi
2021年11月2日
4分
TridionアナリストによるCMS分析レポート
コンテンツ管理システム(CMS)は進化し続けており、これまで以上に幅広い企業のニーズに対応できるようになりました。現在はCMSの役割や機能が多様化しているため、既存のソリューションを置き換える際には、現在市場に出回っているさまざまなCMSソリューションを徹底的に評価することが必要です。
 
DXP(デジタルエクスペリエンスプラットフォーム)市場を広範に分析している調査会社はいくつかありますが、CMSソリューションに特化して詳細な分析をしている企業はごくわずかです。具体的には、IDCとArs Logicaが現在このような分析を実施しています。RWSについては両社とも詳しく分析していますので、その結果をご紹介いたします。

IDCの調査結果:RWSは「リーダー」と「メジャープレーヤー」の評価を獲得

IDCの主要ベンダー評価ツールであるIDC MarketScapeレポートでは、各ベンダーの詳細な定量的評価と定性的評価を実施しています。MarketScapeレポートでは、各社の提供能力と戦略を得点化し、それらの合計で全体的な位置付けが判断されます。IDCは最近、次の2つのカテゴリでCMSソリューションを評価しました。
  • 認証済みデジタルワークスペース
  • 説得力のあるデジタルエクスペリエンス
 
RWSはいずれの評価にも参加し、Tridionがこの2つのレポートでそれぞれ「リーダー」と「メジャープレーヤー」の評価を獲得しました。
 
Tridionは、GraphQLを使用したオムニチャネルのヘッドレスパブリッシングにより、完全な分離型アーキテクチャで多言語、複数地域、複数ブランド、マルチチャネルの複雑なプロジェクトを処理する能力が高く評価されました。
 
詳細な評価内容については以下をご覧ください。関連レポートもダウンロードいただけます。
 
認証済みデジタルワークスペース
企業が自社の従業員やパートナーなどと交流する方法は大きく変化しました。対面でのやり取りは主流ではなくなり、デジタルエクスペリエンスを補完する「付加的なコミュニケーション」になりつつあります。
 
デジタル作業環境は、コミュニケーション、ビジネスタスク、アクティビティとつながるエコシステムへと進化しています。これに伴い、作業アクティビティ、共同作業タスク、ソーシャル環境、ナレッジベースが注目されています。CMSは、このようなデジタル作業環境において、信頼できる唯一の情報源として機能し、認証済みのイントラネットとエクストラネットを通じて、従業員、関連会社、代理店、その他のパートナーなどの分散ワーカーにサービスを提供します。
 
CMSには、コンテンツのワークフローを効率化する機能が必要です。この機能により、リモートワーカーと外部の許可されたユーザーの効果的な連携、共同作業、参加が実現します。そのためには、多様なシステムとの高度な相互運用性を備えた、最新のデジタル作業環境が必要です。
 
IDCは、IDC MarketScapeの認証済みデジタル作業環境向けのコンテンツ管理システムに関する2021年ベンダー評価において、RWSを「リーダー」に位置付けました。これは、当社の多くの顧客のグローバルイントラネット/エクストラネットアプリケーションにおいて、Tridionがビジネス上重要な役割を果たしていることが評価されたものです。
 
このレポートは当社のウェブサイトから無料でダウンロードいただけます(英語)。
 
説得力のあるデジタルエクスペリエンス
IDCによると、最新のCMSは、コンテンツのバリューチェーンを効率化し、すべてのデジタルチャネルにおけるカスタマーエンゲージメントをオーケストレーションする方向へと進化することで、デジタルチャネルへの急激な移行と依存に対応しています。CMSには、ヘッドレスかつクラウドネイティブのマイクロサービスアーキテクチャなどの高度な機能が採用されています。一方、あらゆるデジタルタッチポイントで顧客を獲得できるように、コンテンツの制作プロセスと配信プロセスは自動化とインテリジェンスで強化されています。「説得力のあるデジタルエクスペリエンス」カテゴリでは、これらのすべての強化、特長、機能を評価しています。
 
IDCは、IDC MarketScapeの説得力のあるデジタルエクスペリエンス向けのコンテンツ管理システムに関する2021年ベンダー評価において、RWSを「メジャープレーヤー」に位置付けました。これは、大規模グローバル企業向けCMSとしてのTridionのゆるぎない地位を示すものです。
 

RWS:コンポーネントコンテンツ管理システム(CCMS)のNo.1リーダー

調査会社Ars Logicaは、「コンポーネントコンテンツ管理システムの手引書」の調査プログラムで、CCMSテクノロジープラットフォームの詳細な評価を実施してきました。
 
Ars Logicaは、ビジネスユーザーにとっての重要性と技術的基盤の堅牢性の2つのカテゴリに基づいてテクノロジープラットフォームを評価し、2つの総合スコアを算出しています。1つはビジネスカテゴリのスコアで、もう1つは技術カテゴリのスコアです。
 
Tridionプラットフォームの一部であるTridion Docsは、両カテゴリで第1位(ビジネスカテゴリは10点満点で9.06点、技術カテゴリは8.31点)を獲得し、リーダーとして評価されました。Tridion Docsが引き続きCCMS分野のトップに位置付けられたことは大変光栄です。セマンティックAI機能により新たなフェーズへと進化した当社は、今後さらにこの地位を強固なものとしていきます。
 
 
IDCやArs Logicaなどの調査会社は、購入者とベンダーの啓発に重要な役割を果たしています。ベンダー評価の結果は、詳細な定量的評価と定性的評価に基づいたものです。これらの調査結果から、Tridionはグローバル企業にとって最高のCMSソリューションであることが明らかとなりました。特に、多様なプラットフォームやデバイスを通じて複数の言語でコミュニケーションを取る必要がある場合は、「複雑な環境に強いTridion」が真価を発揮します。